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婚約披露の場で、王太子が見ていたのは婚約者ではなく私でした

短編
あらすじ
王太子セヴラン殿下には、昔からひとつだけ癖がある。
緊張すると、左の親指で右手の爪の脇をこするのだ。

その小さな癖を知っているのは、王宮文書局で働くイリゼだけだった。

けれどある日、イリゼは自分の手で、殿下が別の令嬢へ誓うための婚約披露の式文を書くことになる。
家格も教養も美しさも完璧な公爵令嬢セラフィナとの婚約は、誰もが祝福する理想の縁談。
反対などできるはずもない。
それでもイリゼは、昔からずっと好きだった殿下が、式の直前になっても自分を見てしまうことに気づいてしまう。

そして迎えた婚約披露の当日。
完璧に進むはずだったその場で、「殿下が本当に見ている相手は私ではありません」と婚約者自身が破談を申し出た。

ずっと“選ばずに済む場所”へ置かれていた文書局の娘と、気持ちを隠したまま彼女をそばに置き続けた王太子。
婚約破談の騒動の中、ついに明かされる本音と、選び直される未来。

これは、婚約者のいる王太子をずっと好きだった地味な文官令嬢が、遠回りの初恋を叶えて、誰より甘く愛されるまでのお話。
Nコード
N6448MB
作者名
文月ナオ
キーワード
異世界転生 王太子 婚約破棄 初恋 すれ違い じれじれ 溺愛 ハッピーエンド 文官令嬢 婚約披露 王宮 ヒロイン一途 ヒーロー視点あり 公爵令嬢 切ない 両片想い
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 04月18日 12時02分
最終更新日
2026年 04月19日 14時26分
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