↓ ↑ページトップへ

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

婚約破棄された翌朝、国王陛下が私を〈次の王〉に指名しました ~元婚約者様、ひざまずく練習はお済みですか?~

あらすじ
「ジーグリット・ローエンシュタイン。君は王妃の器ではない。婚約を破棄する」

卒業夜会の大広間。王太子フリートヘルム殿下の腕には、頬を染めた男爵令嬢ベッティーナ。

私は扇を閉じ、言われた言葉をそのまま繰り返した。

「『王妃の器ではない』。――承りました」

この六年、殿下の演説も、治水の計画書も、隣国への親書も、書いたのはすべて私だった。

口癖は「殿下のお考えです」。手柄を自分の名で出したことは、一度もない。

翌朝。謁見の間に呼び出された私の前で、国王陛下は欠伸まじりに言った。

「王妃の器でないなら、王の器だろう。余の次は、そなたが継げ」

六年分の下書きの束を、陛下はすべて読んでいらしたのだ。

「それからフリートヘルム。今日からお前は、この子の補佐官だ。お前がやらせていた仕事を、今度はお前がやれ」

戴冠は一年後。そのためには、諸侯二十四家のうち十三家の署名が要る。

元婚約者は自分の演説を三行で詰まり、新しい恋人は私の字を真似て原稿をすり替え、王妃様は息子の王冠を取り戻そうと動き出す。

これは、手柄を一度も名乗らなかった私が、一家ずつ署名を集めて王冠をかぶるまでの物語。
Nコード
N5477MX
作者名
月城 友麻
キーワード
女主人公 内政 ハッピーエンド 身分差 王位継承 ざまぁ
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 10月21日 18時23分
最新掲載日
2026年 10月23日 08時10分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
2件
総合評価
4pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
15,654文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N4255MY| 作品情報| 連載(全3エピソード) | 異世界〔恋愛〕
「聖女マドロンへの毒殺未遂。アルメル、お前との婚約を破棄し、処刑人の家へ嫁がせる」 王太子シジスモン殿下の声に、大広間が息を呑んだ。 処刑人。誰も握手をしない、誰も名前を呼ばない家。 殿下の腕にすがる聖女さまが、涙//
N9783MX| 作品情報| 連載(全2エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「そのガラクタで、うちの船に勝つつもりか?」 船商会の主人が笑う前で、十九歳のロアルは財布を開いた。買うのは、前の人生で自分を破産させた船だ。 六十七歳で生涯を終えたはずの彼は、最初の船を買う朝へ戻っていた。あの日の//
N8538MX| 作品情報| 連載(全2エピソード) | 異世界〔恋愛〕
礼拝堂の二階、柱の陰の隠し窓から、コルネーリエは自分の葬儀を見下ろしていた。 棺にすがって泣いているのは夫のオスヴィン。その一歩うしろで、喪服の「従妹」メリッタがハンカチを目に当てている。襟元に、コルネーリエの母の形見の//
N5477MX| 作品情報| 連載(全5エピソード) | 異世界〔恋愛〕
「ジーグリット・ローエンシュタイン。君は王妃の器ではない。婚約を破棄する」 卒業夜会の大広間。王太子フリートヘルム殿下の腕には、頬を染めた男爵令嬢ベッティーナ。 私は扇を閉じ、言われた言葉をそのまま繰り返した。 「//
N8528MW| 作品情報| 連載(全3エピソード) | 異世界〔恋愛〕
控え室の大鏡の前で、花嫁のドレスの私が仁王立ちしている。中身は、さっき契約結婚したばかりの冷徹公爵エアハルト様。軍服の袖をまくっているほうが、私だ。 叔父の家を出るときの言いつけは「夫に従い、余計な口を開かないこと」。//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。