ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夜の波紋は、坂の上まで届く ――尾道の古い家で、見えない客におせったいをする――

あらすじ
尾道の坂の上にある祖父母の家には、夕食には、誰のものでもない茶碗がひとつ置かれる。

大学卒業後、実家で暮らしていた渡壁悠は、母に命じられ、空き家となった祖父母の家を整理するために尾道へやって来る。売却するために片づけるだけのはずだったその家には、奇妙な気配があった。

夜になると、広島弁を話す猫の姿をした存在・バロンが現れる。居間での食事には、見えない客の分まで置かれる。祖母が続けていた「おせったい」は、ただの親切ではなかった。

庭石を壊してしまったことをきっかけに、悠は坂の町を守っていた古い印を傷つけたと知る。バロンと祓い師・館上涼佑に導かれ、悠は尾道の寺社を巡り、失われた寺、移された祠、海へ向かう祈りの線をたどっていく。

一方、空き家再生のアドバイザーである宮瀬美凪は、古い祈りをそのまま眠らせるのではなく、今を生きる人々が未来を創る町にするため、尾道の仕組みそのものを作り替えようとしていた。宮瀬にとって、それこそが「再生」だった。

祖父母の家を売却することは、その考えに賛同することでもある。けれど悠は、過去の人々の祈りや願いを、なかったことにはできないと思うようになる。

母に従って家を手放すのか。
それとも、これからも誰かを受け入れる家として残すのか。

瀬戸内の坂町を舞台に、空き家と祈りと見えない客をめぐる、現代怪異ファンタジーです。
本文へのAI利用

AI生成物を下書きや素材として本文の創作に間接的に利用している(単なる誤字修正やアイデア出しは除く)

【作者による備考】

本文は作者が執筆しています。AIは尾道・寺社・地域行事等に関する資料調査補助、プロット整理、整合性確認、誤字脱字確認、あらすじ案の作成補助等に使用しました。採否および最終判断は作者が行っています。

Nコード
N5435MI
作者名
飛絽じゅらん
キーワード
JR西じゆうに大賞1 尾道 瀬戸内 現代ファンタジー 怪異 あやかし 空き家 坂の町 寺社 家族 猫 ご当地 祈り 寺町
ジャンル
ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2026年 06月15日 14時47分
最新掲載日
2026年 06月15日 14時50分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
13件
総合評価
66pt
評価ポイント
40pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
121,057文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N2519MC| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
アドリアンの婚約者は噂好きだった。 だから、絶対に知られてはいけなかった。 ――幼馴染の令嬢が、ある令息につきまとわれていることを。 だが彼女は、すべてを聞き出してしまう。 「秘密は守りますわ」 その数日後。 社//
N5435MI| 作品情報| 連載(全12エピソード) | ローファンタジー〔ファンタジー〕
尾道の坂の上にある祖父母の家には、夕食には、誰のものでもない茶碗がひとつ置かれる。 大学卒業後、実家で暮らしていた渡壁悠は、母に命じられ、空き家となった祖父母の家を整理するために尾道へやって来る。売却するために片づける//
N9122MA| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
楔形文字みたいな文字を使う国の神殿文書房へ転生した私。 一本違えば意味が変わる文字世界で、「大麦二十束」を「麦酒二十樽」と書いた私は、冷徹な監督書記に机を真横へ移された。 角度、語尾、助詞まで訂正される毎日は地獄。 け//
N3640MA| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
婚約者アルベルトのそばには、いつも「ただの友人ですのに」と笑う令嬢がいた。昔の呼び名、近すぎる距離、二人だけの思い出。悪気はないと言われるたび、エレナの胸には違和感だけが積もっていく。春の茶会で、彼女はついにその関係に言//
N1736LT| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「お帰りください」――出会って三秒、ミシェルは最高のお見合い相手を追い返した。 三人の姉たちから「結婚生活の地獄」を叩き込まれて育った侯爵令嬢ミシェル。彼女にとって結婚は人生の墓場であり、お見合いはさっさと終わらせるべ//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ