- あらすじ
- 一七七六年の秋、ヴェルサイユへ向かう王妃の馬車が、街道の泥に立ちすくむ少年を危うくひきそうになった。
青い目の、名もない孤児。マリー・アントワネットは馬車を止め、「乗せなさい」と言った。少年はアルマンと名付けられ、王の子どもたちと同じ庭で遊び、同じ教師に学び、「モン・アンファン(私の子)」と呼ばれて育った。
一七九〇年、革命の嵐の中で父を失った三姉妹を、王妃はまた引き取った。末の娘ゾエは、チュイルリー宮殿で王太子の遊び相手となる。
そして一七九二年、二十歳になったアルマンは革命軍に加わり、ジュマップの戦場に消えた。「アルマン・ド・ヴェルサイユ」という名前を持ったまま。
三つの視点が交差する。愛することの意味を問い続けた王妃。与えられた場所と自分の信念の狭間で引き裂かれた青年。そして革命の嵐を生き延び、老いてなお記憶を手放さない少女。
歴史はほとんど書き残さなかった。しかし確かに、いた。 - Nコード
- N5345MD
- 作者名
- はまゆう
- キーワード
- 歴史小説 フランス革命 18世紀 フランス 孤児 養子 革命軍 アントワネット
- ジャンル
- 歴史〔文芸〕
- 掲載日
- 2026年 05月04日 17時24分
- 最新掲載日
- 2026年 05月07日 17時04分
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青い目の子どもたち ーーマリー・アントワネットと、⾰命の時代に⽣きた⼦らの物語
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