- あらすじ
- 昭和の終わり。最低気温ゼロ度、田んぼに分厚い氷が張る冬の通学路を、私は薄手の半袖シャツと極端に丈の短い紺色の半ズボン、そして「裸足」で突き進んでいた。
当時の小学校にあった恐怖の罰──それが防寒着であるジャージの没収、通称『半袖』。
クラスの悪ガキのリーダー格だった私は、毎日のようにその罰を受け、冷たい風が吹き抜ける校庭で裸足で正座させられていた。
しかし、悪ガキのプライドは折れない。
先生の裏をかこうと思いついた究極の『半袖封じ』。そして迎えた、マイナス5度の決戦。
これは、理不尽な昭和のルール、天敵女子が繰り出すじょうろの洗礼、そして厳しいけれどどこかユーモラスな母親の手玉に取られながら、一人の少年が「意地」だけで冬を駆け抜け、そして初めての敗北を知るまでの、ちょっとおかしくて、ちょっと過酷な物語。 - Nコード
- N4669ML
- 作者名
- 北風 頑太
- キーワード
- 昭和 日常 青春 コメディー 純文学 ノスタルジー 冬 体操服
- ジャンル
- ヒューマンドラマ〔文芸〕
- 掲載日
- 2026年 07月11日 08時33分
- 最終掲載日
- 2026年 07月16日 07時00分
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- 文字数
- 8,920文字
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氷点下のプライド ──昭和の冬、半袖半ズボン、少年の初めての敗北
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