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寒空のなかの贖罪 ――丸坊主とランニングシャツの400日――

作者:北風 頑太
最終エピソード掲載日:2026/07/25
昭和の小学校にあった、悪いことをしたら「自分で自分の罰を決める」という奇妙な習慣。
小学五年生の冬、友達へのいじめが発覚した私は、自責の念と強烈な「あまのじゃく」の暴走により、とんでもない罰のメニューを教師に提示してしまう。

「丸坊主、真冬にランニングシャツと半ズボン、裸足、給食抜き、中庭で正座、校庭50周――これを全部、いっぺんに1か月やります」

引き止めを振り切り始まった、奇妙な贖罪という名の修行。
それはいつしか1か月を超え、400日におよぶ小学校卒業までの日常になっていく。

歪んだプライドと温かい眼差しに包まれた、ある少年の、ほろ苦くも奇妙な、かけがえのない思い出。
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