↓ ↑ページトップへ

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

HEAVEN

あらすじ
夏の終わり、青年・悠真は、幼い頃からずっと一緒だった少女・陽菜と最後の夏を過ごしていた。

病を抱える陽菜は、自分の死が近いことを知っている。それでも悲しそうな顔を見せまいと、悠真の前ではいつも笑っていた。

「もし生まれ変わったら、また同じ場所で会えるかな」

そう尋ねる陽菜に、悠真は約束する。

「絶対に見つける。今度も俺が照らしてやるよ」

やがて陽菜はこの世を去る。

それから十数年。大人になった悠真は、忘れられない夏の記憶を抱えたまま故郷へ戻る。そこで彼は、陽菜によく似た一人の少女と出会う。

彼女は陽菜ではない。

けれど、陽菜しか知らないはずの場所や仕草、言葉をなぜか知っていた。

「私が、その人の生まれ変わりだったら……嫌?」

その問いをきっかけに、悠真は「もう一度陽菜に会いたい」という自分の願いと向き合うことになる。

失った人を取り戻すのか。

それとも、その人と過ごした時間を胸に抱えたまま、これからの人生を歩いていくのか。

夏の記憶を辿る中で、悠真はようやく気づく。

陽菜との出会いが自分の人生に意味を与えたのなら、その意味は陽菜がいなくなったことで消えるものではない。

愛した人から受け取った光を、今度は自分が誰かへ渡していく。

そして悠真は、あの日の約束を胸に、もう一度自分の人生を歩き始める。

――君が枯れないように照らしたかった。

けれど本当は、君がくれた光で、僕自身もここまで歩いてこられたのだ。
Nコード
N4644MT
作者名
二千年の亡霊
キーワード
夏休み 恋 恋人 恋愛 愛 夏 夏祭り
ジャンル
現実世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 09月17日 00時38分
最終掲載日
2026年 09月18日 05時22分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
0pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
14,684文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N4644MT| 作品情報| 完結済(全9エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
夏の終わり、青年・悠真は、幼い頃からずっと一緒だった少女・陽菜と最後の夏を過ごしていた。 病を抱える陽菜は、自分の死が近いことを知っている。それでも悲しそうな顔を見せまいと、悠真の前ではいつも笑っていた。 「もし生ま//
N2154MT| 作品情報| 完結済(全10エピソード) | ヒューマンドラマ〔文芸〕
『夏休み、貸します』 二十八歳の会社員・俺は、仕事に疲れ、夏休みを利用して故郷へ帰ってきた。 そこで見つけたのは、子供のころに書いた「なつやすみ」のノート。 そこには、未来の自分へ向けて、 「つかれたら、なつやすみをつ//
N0463MQ| 作品情報| 完結済(全17エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
2003年の夏。 九州に存在する伊毬市・滝野川で夏休みを過ごす高校生の直人は、幼馴染の恒一と美咲と、いつものように川で遊び、写真を撮っていた。 何気ない夏の日常。 しかし、滝野川の旧道にある古いバス停を撮影した写真に、存//
N8966MF| 作品情報| 短編| 現実世界〔恋愛〕
海沿いの地方都市で暮らす主人公と有紀は、幼い頃からいつも一緒だった。 帰り道の坂道。 夕暮れの踏切。 雨上がりの川沿い。 有紀は古いカメラで何でもない景色を撮り続けていた。「なくなるから」と笑いながら。 主人公はそんな彼//
N6312MF| 作品情報| 短編| ハイファンタジー〔ファンタジー〕
祖父の葬式のため、数年ぶりに故郷の村へ戻った青年。 だがその村では、八月になると“夜が来なくなる”。 赤い夕焼けに染まり続ける空。 鳴き止まないヒグラシ。 そして、「夜が来たら帰ってね」と告げる謎の少女。 止まった時間の//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。