ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

婚約者に捨てられた私のカフェに「片方だけのマグカップを譲ってください」と変な男が通い詰めてくるので過去を語っていたら、いつの間にか新しいペアのマグカップを買う約束をしていた件

短編
あらすじ
婚約者に捨てられて三年。私は『Loss』——喪失という名のカフェを営みながら、あの日置いていかれた片方だけのマグカップを、棚の奥でずっと抱えていた。

捨てればいい。そんなことは分かってる。でも、これを手放したら本当に終わってしまう気がして——。

そんなある雨の夜、閉店後の店に変な男が現れた。

「それ、譲ってもらえませんか」

真壁蒼一。全国の喫茶店を巡り『対になるものを失った食器』を集めているという、傘も持たない不思議な蒐集家。

「片方だけになったものには、物語がある。だから価値があるんです」

売り物じゃないと断っても、彼は毎週通い詰めてきた。コーヒー一杯だけ頼んで、閉店後の店で静かに待っている。マグカップの『物語』を聞かせてほしいと——。

誰にも話せなかった三年分の想い。少しずつ語るうちに、私は気づいていく。傷ついた心を抱えているのは、私だけじゃないということに。

これは、欠けた二人が出会い、新しいペアのマグカップを買いに行くまでの物語。
Nコード
N4633MF
作者名
uta
キーワード
キーワードが設定されていません
ジャンル
現実世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 05月20日 19時00分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
0pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
8,580文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N4656MF| 作品情報| 短編| 現実世界〔恋愛〕
柊真白、28歳。会社では理不尽に責められ、家族からは必要とされない——どこにいても透明な存在。そんな私の唯一の光は、毎朝同じ電車で見かける「彼」だった。名前も知らない。声も聞いたことがない。ただ窓際の席で本を読む横顔を、//
N4634MF| 作品情報| 短編| 現実世界〔恋愛〕
就活14連敗。眠れない夜の唯一の救いは、深夜2時のコンビニで買う150円のハーゲンダッツだった。そこで毎晩すれ違う、黒コートの無愛想な男。目も合わせない、話しかけてもこない。なのに気になっていた——彼の綺麗な指と、イヤホ//
N4655MF| 作品情報| 短編| 現実世界〔恋愛〕
「君といると、息が詰まる」——三年間尽くし続けた恋は、たった十秒で終わった。 失恋から三ヶ月。立ち直ったはずの藤宮彩音(27)のもとに届いたのは、解約し忘れていた遊園地のペアチケット。泣きすぎて手続きできなかった、あの//
N4633MF| 作品情報| 短編| 現実世界〔恋愛〕
婚約者に捨てられて三年。私は『Loss』——喪失という名のカフェを営みながら、あの日置いていかれた片方だけのマグカップを、棚の奥でずっと抱えていた。 捨てればいい。そんなことは分かってる。でも、これを手放したら本当に終//
N6607ME| 作品情報| 完結済(全30エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
「ソウちゃんといても、つまんないの」——三年間尽くした彼女からの別れの言葉は、あまりにも残酷だった。地味で普通。取り柄もなければ、特別な才能もない。中堅メーカーの経理部勤務、年収は平均以下。そんな自分に、恋愛なんて分不相//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ