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もう二度と聖女なんかやりません

あらすじ
十年間、誰かのために使い続けた手だった。
その手を「偽物」と呼ばれた朝、クラーラは泣かなかった。
代わりにメモ帳を取り出して、荷造りリストを書き始めた。

聖女として神殿に尽くした十年。
けれど「本物の聖女」を名乗る義妹が現れた日、すべてが終わる。
治癒の鑑定すら許されないまま、クラーラは神殿を追われた。

行く当てもなく辿り着いたのは、辺境の騎士団。
寡黙な副団長は「神殿崩れは役に立たない」と言い放つ。
それでもクラーラは、傷だらけの騎士たちの前に立った。

祈りではなく、手袋をはめ、傷口を診て、止血してから癒す。
母から受け継いだその手順が、クラーラの治癒のすべてだった。
神聖さではなく、専門性で命を救う治癒師は、この騎士団にはいなかった。

やがて騎士団の空気が少しずつ変わり始める。
けれど王都から届く影は、クラーラを静かに追い詰めていく。
そして副団長は、何も言わずに毛布を置いていく。

義妹の治癒はなぜ効かなくなったのか。
母が本当に遺したものは何だったのか。

偽物と呼ばれた手が誰かを救うたび、真実は少しずつ形を変えていく。
Nコード
N3000ME
作者名
九葉(くずは)
キーワード
異世界 女主人公 西洋 ハッピーエンド ざまぁ 聖女 追放 溺愛
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 05月11日 12時07分
最終掲載日
2026年 05月11日 12時08分
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文字数
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+注意+

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