ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

元夫の後悔に興味はありません

あらすじ
七年間、夫は一度も部屋を訪れなかった。
それなのに世間は私を石女と呼ぶ。
義母は持参金を横領し、夫は愛人と笑う。

侯爵夫人という名の檻の中で、私は静かに準備していた。

前の人生で法律を学んだ記憶がある。
帳簿の不正は見ればわかる。
七年かけて、証拠を一枚ずつ積み上げた。

ある日、離縁状が届いた。
私は泣かなかった。
微笑んだ。

石女の烙印を覆す純潔証明。
横領を暴く帳簿の原本。
すべてを貴族院に持ち込む覚悟がある。

けれど裁判よりも怖いものがある。

七年間、誰にも触れられなかった手がある。
隣に立つ男は寡黙で不器用だ。
外套を泥に敷き、蜂蜜湯を届け、何も言わない。

その沈黙の意味に、まだ気づけずにいる。

元夫が何を悔いようと関係ない。
私はもう振り返らない。
選びたいのは、自分で掴む新しい食卓だ。

ただ、その席に誰を招くのか。
答えはまだ、出せていない。
Nコード
N9987MD
作者名
九葉(くずは)
キーワード
異世界転生 女主人公 西洋 ざまぁ 溺愛 年の差 離縁 ハッピーエンド
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 05月08日 12時01分
最終掲載日
2026年 05月08日 12時02分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
91件
総合評価
1,168pt
評価ポイント
986pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
46,402文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N1571ME| 作品情報| 完結済(全10エピソード) | 異世界〔恋愛〕
十年間、夫に愛されなかった。 それでも宰相夫人を続けられたのは、外交の仕事にやりがいがあったからだ。 少なくとも、そう思い込むことで毎日を凌いできた。 各国大使との晩餐を差配し、禁忌食材を暗記し、条約交渉の下準備を整え//
N9987MD| 作品情報| 完結済(全10エピソード) | 異世界〔恋愛〕
七年間、夫は一度も部屋を訪れなかった。 それなのに世間は私を石女と呼ぶ。 義母は持参金を横領し、夫は愛人と笑う。 侯爵夫人という名の檻の中で、私は静かに準備していた。 前の人生で法律を学んだ記憶がある。 帳簿の不正は//
N8045MD| 作品情報| 完結済(全10エピソード) | 異世界〔恋愛〕
八年間の結婚は、嘘の上に建っていた。 夫の不倫を見抜いたセラフィナは、涙ではなく離縁状で幕を引く。 頼れる実家はない。 持参金も取り戻せていない。 港町で開いた小さな薬屋。 そこに持ち込まれるのは、体の不調だけではなか//
N6607MC| 作品情報| 完結済(全40エピソード) | 異世界〔恋愛〕
引き継ぎ資料は三冊。十年分の仕事が、それだけに収まった。 宰相夫人として費やした十年間に、夫から感謝の言葉は一度もなかった。外交文書の翻訳も、夜会の段取りも、領地の帳簿も。すべて当たり前のように消費された。 夫が愛人//
N5037MD| 作品情報| 完結済(全10エピソード) | 異世界〔恋愛〕
信じた人に捨てられた女は、もう誰も信じない。 聖女の讒言で断罪された公爵令嬢セラフィナ。 追放先は、北方の遊牧民族の族長のもと。 与えられた肩書は、第一夫人。 多妻制の後宮には、四人の妻が待っていた。 元暗殺者、元傭//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ