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嘘がわかる私に、唯一嘘をつかない王太子殿下。だから余計に信用できません

短編
あらすじ
向けられた嘘が、声の濁りでわかる。

そんな力を持って生まれた令嬢アリシアは、婚約者の浮気を声だけで見抜き――「気味の悪い女だ」と、化け物呼ばわりされて捨てられた。

世辞も慰めも、向けられるそばから濁っていく。澄んで聞こえるのは、刃のような本音ばかり。真実だけが視える世界は、ちっとも優しくなかった。

そんな彼女を「嘘発見器として使わせろ」と召し上げたのは、酷薄と噂される王太子セヴラン。

利用されるだけの関係。そう割り切ったはずだった。
――なのに、この男だけは。どんなに疑っても、一度も声が濁らない。それでいて、何を考えているのか、まるで視えない。

嘘がわからないのではない。嘘を、つかないのだ。

「殿下。なぜ、わたくしにだけ、本当のことしか仰らないのですか」

能力の効かない、ただ一人の男。やがて彼の暗殺を狙う陰謀が動き出し、その糸の先には、かつて自分を捨てたあの男がいて――。

嘘を見抜く令嬢と、嘘をつかないと決めた王太子の、不器用な恋物語。
※一話完結の短編です。
Nコード
N2015MJ
作者名
中身無男
キーワード
女主人公 西洋 中世 ハッピーエンド ざまぁ 婚約破棄 令嬢 王太子 異世界恋愛 短編 一話完結 甘い 救済 クール 嘘を見抜く
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 06月21日 21時02分
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文字数
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