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読切短編 手を振る朝に

短編
あらすじ
七時二十二分。毎朝同じホームに立つ女性に、男は十年間手を振り続けた。
振り返りはなかった。それでも彼は信じていた——彼女はきっと気づいている、ただ恥ずかしいのだと。
雨の日も、悲しみの朝も、手を振ることだけが変わらなかった。そして十年目の春、彼女が初めて手を振り返す。
だが翌日から、彼女は来なくなった。
ホームに残されたのは、一枚のポスターと、宙に浮いたままの右手だけ。
「見ていた」と「見えていた」——その静かな逆転が、読み終えた後もしばらく離れない。
Nコード
N1964MC
作者名
黛 文彦
キーワード
ESN大賞10 春チャレンジ2026 現代 日常 ショートショート 現代文学 恋愛 片思い すれ違い
ジャンル
純文学〔文芸〕
掲載日
2026年 04月23日 16時48分
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文字数
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