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「放っておけないんだ」と仰るあなたを、私は放っておきます

あらすじ
四年で五回。
それが、わたくしが婚約者の隣に座れた回数。
王宮の茶会を整え、贈答を整え、夜会の席次を整えてきた侯爵令嬢ジゼル。
その隣の席は、いつも幼なじみのご令嬢に譲られていた。
「放っておけないんだ、彼女のことは」。
そう繰り返す婚約者の言葉に、わたくしは四年、頷き続けた。
けれど、婚約四周年の記念夜会。
三度目の同じお願いを聞いたとき、足が動かなくなった。
「では、わたくしも、放っておきますね」。
それは誰にも届かない呟き。
ただ、わたくし自身に届いた、四年で最初の言葉だった。
降りる、と決めた翌朝。
王妃陛下は、たった一言で受理してくださった。
そして、隣国の王弟殿下が、王宮の回廊で従者に告げる。
「あの方の通り道を、空けるように」。
二年前から、あの方は何をご覧になっていたのか。
整え手としてではない、わたくしを、誰が見ていたのか。
Nコード
N0280MF
作者名
秋月 もみじ
キーワード
婚約破棄 静かなざまぁ ハッピーエンド 異世界恋愛 貴族令嬢 王子 隣国
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 05月17日 11時56分
最終掲載日
2026年 05月17日 11時57分
感想
9件
レビュー
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1,568pt
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文字数
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