愛屍の臨界──それは「愛してる」が全ての理由になる世界
ゾンビが、いる。
この東京に。
俺たちは死ぬ。助かりようがないクソッタレな現実。
それでも、死んでほしくない愛しい女性(ひと)がいる。
だったら──俺がなんとかするしかない。
これは、美咲を愛した俺が、人類を救う英雄になるまでの物語だ!
【ゾンビサバイバル&極限環境ラブストーリー】
あたしに言わせれば、これは、人類が滅びるより早く壊れていったふたりの話っす。
悟司先輩はやる時はやる凡人っす。
美咲パイセンは生き延びる天才っした。
ふたりはあたしの命の恩人。
ふたりが壊れて行くのを見ながら、あたしも笑って壊れたっす。
でも、勘違いしないでくださいね?
先輩たちは狂ってなんかいなかった。
お互いを深く愛し合っていた。
・・・それだけっす。
──《愛屍の臨界》《アイシのリンカイ》──
これは、ゾンビの溢れた東京で、愛する女性と生きようとした一人の男の物語。
***
《注意!》
※ご都合主義はありません。どこまでもシリアスでリアルで救いがない現実準拠のゾンビパニックです。
※魔法はありません。フィクション要素も死に戻りも未来予知もレベルもチートもありません。筋力は並みで、道具も武器も食料も、何にもありません。あるのは彼女を守りたいという覚悟だけです。
※感染速度、政府の対応、自衛隊の対応、治安執行機関の崩壊などをシミュレーションしていますが、作中では言及しておりません。あくまで主人公が一人称で把握できることのみで描きます。
この東京に。
俺たちは死ぬ。助かりようがないクソッタレな現実。
それでも、死んでほしくない愛しい女性(ひと)がいる。
だったら──俺がなんとかするしかない。
これは、美咲を愛した俺が、人類を救う英雄になるまでの物語だ!
【ゾンビサバイバル&極限環境ラブストーリー】
あたしに言わせれば、これは、人類が滅びるより早く壊れていったふたりの話っす。
悟司先輩はやる時はやる凡人っす。
美咲パイセンは生き延びる天才っした。
ふたりはあたしの命の恩人。
ふたりが壊れて行くのを見ながら、あたしも笑って壊れたっす。
でも、勘違いしないでくださいね?
先輩たちは狂ってなんかいなかった。
お互いを深く愛し合っていた。
・・・それだけっす。
──《愛屍の臨界》《アイシのリンカイ》──
これは、ゾンビの溢れた東京で、愛する女性と生きようとした一人の男の物語。
***
《注意!》
※ご都合主義はありません。どこまでもシリアスでリアルで救いがない現実準拠のゾンビパニックです。
※魔法はありません。フィクション要素も死に戻りも未来予知もレベルもチートもありません。筋力は並みで、道具も武器も食料も、何にもありません。あるのは彼女を守りたいという覚悟だけです。
※感染速度、政府の対応、自衛隊の対応、治安執行機関の崩壊などをシミュレーションしていますが、作中では言及しておりません。あくまで主人公が一人称で把握できることのみで描きます。
第1章 さらば愛しき法と秩序の日々
プロローグ1──ゾンビが、いる。この東京に。
2025/11/19 21:23
(改)
プロローグ2──奴らは俺たちから甘い夜を奪っていった。
2025/09/17 00:53
(改)
第1節 俺はゾンビが存在する世界でドアノブに手をかけた。
2025/09/17 01:22
(改)
第2節 あの男はゾンビか人間かそれが分からないのが大問題。
2025/09/17 02:03
(改)
第3節 可愛い彼女に、優しい世界を。
2025/09/17 07:34
(改)
第4節 絶望という感覚を、生まれて初めて俺は知った。
2025/09/17 08:25
(改)
第5節 ゾンビとの初遭遇で、俺たちは徹底的に破壊された。
2025/09/17 08:50
(改)
第6節 絶望の中でも選べる選択肢。
2025/09/17 09:50
(改)
第7節 俺の質問、美咲の発想が、生存の可能性を繋ぐ。
2025/09/17 10:50
(改)
最終節 さらば愛しき法と秩序の日々。
2025/09/17 11:50
(改)
第2章 犯罪者の成れ果て、或いは、異様な戦士
第2章 プロローグ 甘い匂いと柔らかな熱と俺の死。
2025/09/17 13:50
(改)
自宅にあったガラクタが、どう見ても人を殺す形をしていた。
2025/09/17 23:20
プロポーズより先にふたりで誓いのキスをした。
2025/09/17 23:44
(改)
見捨てるに決まっている。そんなことは最初から分かっていた。
2025/09/18 21:50
(改)
異様な戦士。俺には、もう、日本人には見えなかった。
2025/09/19 22:50
第3章 ゾンビの溢れた月夜を歩き、彩葉を助ける──そのための《さようなら》
第3章 プロローグ──さようなら
2025/09/20 11:54
拷問は見聞きするだけで死にたくなるが、簡単に死ねないから辛いのだ。
2025/09/21 19:56
俺はまだ正気なのだろうか。この世界は正気で生きるには苦しすぎる。
2025/09/22 12:03
法を守る人、法を破る人が交差するひと時を、俺たちは駆け抜けた。
2025/09/22 12:23
川越街道の地獄を抜けるころ、俺は悲鳴にも慣れていた。
2025/09/23 23:22
いくら警戒しても死ぬときは死ぬと俺は理解した。
2025/09/24 22:03
彩葉救出作戦、打ち合わせから実行まで淡々と進むのが現実だった。
2025/09/25 21:14
人を殺す瞬間、心に響く言葉を俺は知った。知らなかった自分には、もう戻れない。
2025/09/27 12:12
(改)
あたしは生きている。アタシも生きている。だからこれでいいんだ。
2025/09/27 12:24
第4章 間に合った男──やる時はやる男
第4章 プロローグ 穂先の血は、洗えば綺麗に流れて行った。
2025/09/28 22:18
ねぇ、悟司。どうして人を殺しちゃいけないの?
2025/09/30 23:46
迷う者、動じぬ者、怯える者。
2025/10/02 08:31
女の子の部屋で「人殺しのお勉強会」をする世界を、俺は抱きしめた。
2025/10/02 21:41
俺たちは小柄な彩葉を手際よく戦士に仕立て上げた。
2025/10/03 23:42
3人目の戦士を仕上げるための・・・
2025/10/04 12:26
通過儀礼
2025/10/05 18:44
準備完了。これで戦える。
2025/10/06 23:28
再び、ゾンビの溢れた東京の夜へ、3人で。
2025/10/09 00:41
第5章 ゾンビを殺して──敗北を知る
プロローグ──止まる者と進む者
2025/10/11 01:46
(改)
ゾンビより先に人が敵になる。が、人はゾンビと違って必ずしも襲ってこない。
2025/10/15 21:38
散らばったゾンビの種子を跨いで先を急ぐ。
2025/10/23 23:51
(改)
人を食べるゾンビをじっくり見たのは初めてだった。
2025/10/29 23:40
誰かの命で稼いだ時間で、危険地帯に入る前の作戦会議。
2025/11/12 19:20
彩葉の生存戦略と可能性を失った人々。
2025/11/12 19:40
一本道を歩く人たちを見送って、俺たちも目的地へ。
2025/11/19 22:07
(改)
檻の中の人々──希望の有無
2025/11/27 18:44
動く人、止まる人
2025/11/27 19:40