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俳句 楽園のリアリズム(パート1ーその1)


 気軽に読んでいただけるようにひとつのパートを小分けにしようと思ったのですがどうしても俳句作品をいれたくて少し長くなってしまいました。原稿用紙だと1200枚以上ある本稿が本になったなら、その本には終わりというものはありませんし、それをくりかえし何度も読んでいただいては、何人もの主に写生を手法とする俳人たちの作品を無断で利用させていただきましたが、全編にちりばめられたそれら約700句の俳句をくりかえし味わっていただくほどに(小説とかの普通の本みたいに一気に読みあげてもほとんど意味ないし)読者の感性がしぜんと変革されて喜びの感情そのものが蜜のように甘美で味わい深いものに変わり、そうして、詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚がしぜんと育成され、いやでも、人生そのものがグレードアップして、そのうち、いやでも、ふつうの詩の読者になることが当然の結果と考えられます。つまり、いつまでも手ばなすことのできない、読んでいただいた方の一生の宝物になってもおかしくない本になるはずと自負しております
 
 なんでもない世界をただ写生しただけのような俳句作品ほど、結果として、幼少時代とおなじ、楽園のように美しい世界をリアルに写生してしまっているという事実に気がついたのが、「俳句 楽園のリアリズム」というタイトルの由来です。
 
 「何ごとも起こらなかったあの時間には、世界はかくも美しかった。わたしたちは静謐な世界、夢想の世界のなかにいたのである」「この美はわたしたちの内部、記憶の底にとどまっている」「世界は今もなお同じように美しいだろうか」(ガストン・バシュラール)
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