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前世の婚約者(大統領令息)をチートと株取引で社会的に全ロスさせた件〜今世では私があなたの「無一文」をプロデュースします〜

作者:I・G・ε
最新エピソード掲載日:2026/08/09
前世で、怒鳴憎(どなるぞ)・花札(はなふだ)Ⅷ(8世)の子、怒鳴憎・J(ジュニア)・花札Ⅸ(9世)の婚約者だった私・清蓮院(せいれんいん)美華(みか)。怒鳴憎・花札Ⅷが催す舞踏会の夜、ジュニアと私の婚約発表の場であった壇上で、婚約発表のスピーチを行うジュニアは、突然、私には身に覚えのない濡れ衣の罪を読み上げ、私を断罪した。会場で、怒鳴憎・花札Ⅷは、彼を三度目の大統領に押し上げた後援会の会長である私の父・清蓮院正一朗(しょういちろう)、及び清蓮院財閥にも濡れ衣である5つの大罪を着せる記者会見を開き、清蓮院家は没落。今世に転生した私は、全知全能の無敵のチートを身に着けていた。私は、その爪を隠し、孤児院から、祥簾醍(しょうれんだい)家の幼女となり、今春、投資ファンド「SSF」に採用された。復讐の幕開けだ。後を継いで大統領になった怒鳴憎・J・花札Ⅸを、徹底的に追い込むぞ。私は、彼が悪友同士で、数々の非行に手を染めていたことを知っている。ジュニアが大統領会見をしている場で、記者から「若い頃、ある島へ行って、少女買春行為をしたというニュースが流れましたが」と問われる。ジュニアは「フェイクニュースだ」と怒鳴ると、会見を中止、逃げ去ってしまう。記者に情報をリークしたのは、もちろん私だ。株式市場は好景気に沸いていた。怒鳴憎家もそれに乗って資産を増やしたが、私はファンドマネージャーに進言して、株式市場では、指数先物に大きなカラ売りを仕掛けておいた。そして、原油先物は大きく買わせていた。ある日突然、ジュニアは、友好国・湯田圃(ゆだんぽ)共和国と共に、イーロンパ神国の軍事施設に対し「大規模な攻撃を実施した」と発表した。初め、数日で終わると予想されてた戦闘が、イーロンパ神国の軍事力の保持が露わになる。イーロンパは要衝・アニハカランヤ海峡を軍事封鎖した。世界経済はパニックに陥り、石油関連資源は暴騰した。SSFファンドは巨額の利益を手にし、ファンドの名声は世界中に喧伝された。私も抜擢され、シニアアナリストに。花札財閥も儲けた。だが私は、ジュニアが超インサイダー取引をしていたことを知っている。その手口をあの記者にリークし、インサイダー取引の事実のニュースを流させた。ジュニアは「フェイクニュースだ」。怒鳴憎タワーの奥深くに隠れてしまう。まだまだこんなものでは、私の復讐は終わらない。まだ序の口である。
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