愛のかたち、家族のかたち
最終エピソード掲載日:2026/08/08
ずっと待っていた、この瞬間を。
フェデリカは五歳の頃から第二王子アンドレアの婚約者として王宮に住まうことを命じられていた。抗議しようにも、衆目の前で告げられた王家の言葉を翻すことはできない。けれど寂しくはなかった。フェデリカは家族に愛されていることを知っていたから。だから耐えられた。
アンドレアとの距離は少しも縮まることはなく、互いに歩み寄ることもなく、そうして二度目の運命の日が訪れた。
「王宮にあるお前の部屋を明け渡せ」
──ようやく、家族のもとに帰れる。
*ざまぁはありません。(あらすじ変更しました)
フェデリカは五歳の頃から第二王子アンドレアの婚約者として王宮に住まうことを命じられていた。抗議しようにも、衆目の前で告げられた王家の言葉を翻すことはできない。けれど寂しくはなかった。フェデリカは家族に愛されていることを知っていたから。だから耐えられた。
アンドレアとの距離は少しも縮まることはなく、互いに歩み寄ることもなく、そうして二度目の運命の日が訪れた。
「王宮にあるお前の部屋を明け渡せ」
──ようやく、家族のもとに帰れる。
*ざまぁはありません。(あらすじ変更しました)