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婚約破棄されましたけど、庭園で出会ったモフモフ好きの帝国第二王子から溺愛されています~元婚約者さまにざまあを添えて~

作者:iory
最終エピソード掲載日:2026/09/12
婚約破棄を宣言された瞬間、
わたくしは歓喜いたしました。

心の中で「歓喜のファンファーレ」が鳴り響いたのです。

十八年間の厳しい妃教育。

身勝手な婚約者に押し付けられた政務に追われ続けました。

浮気され、罵倒され、笑顔すら忘れて、ひたすら奔走しておりましたわ。
そして、誰にも言えなかった“モフモフへの渇望”。

「王太子妃から獣の匂いがするなど、あってはなりません」

家庭教師からそう叱咤されて、夢だったモフモフな動物たちを飼うことも許されず、ぬいぐるみを抱きしめて心を慰めておりました。好きなものを好きと言えずに心が擦り切れるばかりの毎日でしたの。

婚約破棄を宣言されたその時。

ようやく言うことができましたわ。

「わたくし、フレデリク様の事が、ずっと‥ずっと‥大っ嫌いでしたの!」

心の奥底に秘めていた思いを叫んで、すべてから解放されたその時。
わたくしの前に現れたのは、帝国第二王子ルイス様でした。

美しく優しく、そして同じモフモフ好きという最強の共通点を持つルイス様が現れて、わたくしは恋をしましたの。


「あなたをモフモフしたくてたまらないのです」

前代未聞の告白から始まる、
気品ある令嬢とモフモフ好き王子の甘い恋。

跪きプロポーズ。
静かなざまぁ。
家族の喜び。
帝国で始まるモフモフ夫婦生活。

これは──“本当の自分”を取り戻した令嬢が、
愛とモフモフに満ちた未来を掴む物語。
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