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灰燼の剣士

作者:しーするー
最新エピソード掲載日:2026/05/05
滅びた帝国の廃墟をさまようカイは、死んだ師の遺言に従い、南の《霧の谷》へ向かっていた。遺言には一つの使命が記されていた——谷の奥にある「封印の祭壇」で術式を起動し、世界を蝕む呪詛を断て、と。ただし、術式には二つの命が必要だという。
旅の途中、廃墟で孤独に生き延びていた少女リナと出会う。カイは彼女を「補助の命」として密かに利用するつもりで連れていくが、ともに戦い、ともに霧の中を歩くうちに、二人の間には確かな絆が芽生えていく。
幾多の《腐食者》との死闘を越え、死者の声が響く霧の中を互いに支え合いながら進んだ末、二人はついに封印の祭壇へたどり着く。そこには死んだと思われていた帝国術師セルヴァスが待っていた。
セルヴァスが明かした真実は衝撃的なものだった。帝国を滅ぼしたのは《腐食者》でも外敵でもなく、皇帝自身の野望だった。そして術式には「補助の者が死ぬかもしれない」という残酷な条件が伴っていた。
カイはリナに全てを打ち明ける。最初から彼女を補助に使うつもりだったと。リナはそれを知りながらも、怒ることなく言った——「九割がなんだって言うの」と。
二人は覚悟を決め、祭壇の中央へ向かう。術式が起動しようとするとき、霧の向こうで《腐食者》たちの遠吠えが響いた。
世界の命運をかけた、最後の戦いが始まろうとしていた。

登場人物
主人公・カイ=ヴァルツ ── 滅びた帝国の元近衛騎士。感情を削ぎ落とした孤高の剣士
《腐食者》 ── 呪詛に侵食された元人間の化け物。帝国を滅ぼした災厄の産物
少女・リナ ── 全てを失ったカイに絡む、物語の鍵を握る存在
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