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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約7年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

【再掲載】妹と幼馴染の前世が、寝取り魔王と寝取られ勇者+宇宙、そして未知との遭遇

作者:森月真冬
ごめんなさい。4月29日に削除後、再掲載です。詳しくは一話の前書きと、もっと詳しくは活動報告に記載しました。

 高校生の荒走空那《あらばしりくうな》は最近、三つ年下の義理の妹、砂月《さつき》の奇行に頭を悩ませていた。
 まあ、それはそれとして……実は今週末、幼馴染で恋人の大霧雪乃《おおきりゆきの》との甘いデートが待っているのだ! それもなんと、夜景の綺麗なホテルでディナーなのである! しかもしかも、食事の後は休める部屋まで用意してるとか……そそそ、それってぇ!?
 彼は、大いに期待に胸を膨らませるのだった。
 しかし、デート当日の朝である。
 玄関で砂月が、目を潤ませて空那に抱きつく。
「ねえ、行かないでぇ……」
「ちょ、ちょっと……砂月さん? 離していただけませんか?」
 砂月の唇が、ゆっくりと近づく。
「おにいちゃん……行っちゃ、やだよぉ。なんでもするから、今日は家にいて……?」
「いやあのね。俺達、一応は義理とは言え兄妹だし……その、これ以上はいけ……むぐっ」
 唇と唇が重なり、静寂の中、二人の息遣いだけが聞こえた。
 と、その時、不意に玄関がガチャリと開く。
 そこには険しい顔をした雪乃が立っていた。その背後では空が怪しく曇り、雷がゴロゴロと不穏な音を立てている。
 空那の目が驚愕で見開かれる。しかし、弁解しようにも口は塞がれ、言葉にならない。んーんーと呻く空那。
 雪乃は唇を重ねる砂月を指差し、声も高らかに吠えた。
「そこまでよ! 魔王シェライゴス! 一度ならず二度までも、よくもこの私の恋人を!」
 砂月が、ぷはぁと唇を離し、哄笑してそれに答える。いつのまにやらその肩には漆黒のマントがひるがえり、頭にはグロテスクで巨大な角が乗っかっていた。
「ふはははははは! よくぞ我が城へ来たと言っておこう、勇者アルカっ!」
 火花を上げる少女二人に囲まれて、空那は呆然とその顔を交互に見比べる。
 なんと、彼の妹は前世で魔王、幼馴染は勇者をやっていたと言う!
 そして空那自身はと言うと……知将!? しかも女だっただとぉ! なんじゃ、そら!
 そんな中で知り合った先輩は驚愕の人物で、さらには町全体を巻き込む大事件に発展して……?

第7回集英社ライトノベル大賞後期に入選したので、小説家になろうも始めてみました→結果でました。金賞でした!
第一章
謎の先輩X
2018/04/29 15:14
おうちにかえろう
2018/04/29 18:33
『雪』の夜
2018/04/29 22:11
『空』の夜
2018/04/30 00:03
炙山アニスという存在は
2018/04/30 10:10
彼との遭遇
2018/04/30 14:09
頭文字Nがやった事
2018/04/30 15:15
炙山家の歴史
2018/04/30 16:16
絶望の帰り道
2018/04/30 17:07
魔王、完璧に極まる!
2018/04/30 18:18
レベルxxの少女達
2018/04/30 20:07
『砂』の夜
2018/05/01 23:32
上上下下左右左右BA
2018/05/05 12:21
死に物狂いの雪乃
2018/05/09 18:18
死に際のアニス
2018/05/11 20:20
復活の空は全てを包む
2018/05/14 18:18
Spark a chain reaction!!
2018/05/17 18:18
やるべき事は決まっている
2018/05/21 21:12
その先へ行くために!
2018/05/25 18:18
ピリオド
2018/05/29 00:02
炙山ヨモギは動じない
2018/06/25 12:06
とある夕刻、荒走家にて
2018/07/02 12:12
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