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世界のバグが見える俺、ループする横浜で美少女と世界崩壊を止める

最新エピソード掲載日:2026/05/22
「やれやれ。俺が救ったせいで、世界の解像度が落ち始めた」

2026年、横浜。
冴えないエンジニア志望の青年・浅野倫が手に入れたのは、時間を巻き戻す銀色のストップウォッチだった。

卒業記念パーティーの日、死ぬはずだった幼馴染の少女・陽を救うため、倫は迷わず「やり直し」を選択する。
しかし、運命を上書きした代償は、あまりにも残酷な形で世界を蝕み始めた。

物理法則を無視して静止するドローン。
テクスチャが剥がれ、書き割りのように露出するポリゴンの街。
そして、救ったはずの少女の指先に混じるデジタルノイズ。

デバイスの状態定義

 銀(正常) 意識を過去へ送るタイムリープ。
 青(負荷) 演算リソースの欠乏。過去への情報送信(ログ・リープ)への劣化。
 紫(崩壊) 物理法則の致命的なバグ。世界の再構築限界。
 黒(消失) その先は、誰も知らない。

「いい、倫。次にボタンを押すときは覚悟して」

そう告げるのは、同じく「あの日」死ぬはずだった謎の少女・高松凛。
彼女は、倫が初めて時間を巻き戻したわけではないことを知っていた。

筐体のエッジから浸食するように広がる青い毒。
過去を書き換えるたびに、世界という名のプログラムは、重要度の低い「日常」から順に描画を端折り、崩壊していく。

これは、一人のデバッガーが世界の理をハックし、壊れゆく箱庭の中で、それでも一人の少女を救い続けるための「共犯」の記録。

たとえ、この世界が砂嵐になって消えるとしても。
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