守護天使の声を聞く方法
最終エピソード掲載日:2026/10/07
家族や友人には却って話しにくいことが、人形や動物、SNSの知らないアカウントには意外と楽に話せてしまう。あなたにそんなことはないだろうか。小金持ちなら占い師に嵌ったり、最近は無料で使えるAIなどという代物もある。物言わぬ相手や、自分を知らない相手、優しくて分かりやすい返事しかしない相手なら、耳に痛い忠告を聞かされることもない。この『分かりやすい』というのが厄介で、これは単純だという意味ではなく、要は『受け入れがたい』の対義語なのだ。都合のいい返事しかしてくれない相手に、深刻な悩みを打ち明けてしまう――その結果得られた答えは、往々にしてより深刻な結末をもたらす。ましてや相手が、人ならざる者だったならば尚の事、というのが今回紹介させて頂く怪談である。
これは今から3年余り前、F市に住む大学生から聞いた体験談である。当時まだ駆け出しだった筆者は怪談ライブからの帰途、にわか雨から逃れるようにして近くの町中華に駆け込んだ。店主がたまたま拙作をご存じで、話し込んだついでに面白い話を知らないかと尋ねたところ、そういえば、とバイトの女の子(ここでは仮にUさんとする)が高校時代の出来事を語ってくれたのだ。
「こいは、私の友達に起こったことなんすけどね」
Uさんは伏し目がちに表を見やった後、硬い面持ちで厳かに話し始めた――
これは今から3年余り前、F市に住む大学生から聞いた体験談である。当時まだ駆け出しだった筆者は怪談ライブからの帰途、にわか雨から逃れるようにして近くの町中華に駆け込んだ。店主がたまたま拙作をご存じで、話し込んだついでに面白い話を知らないかと尋ねたところ、そういえば、とバイトの女の子(ここでは仮にUさんとする)が高校時代の出来事を語ってくれたのだ。
「こいは、私の友達に起こったことなんすけどね」
Uさんは伏し目がちに表を見やった後、硬い面持ちで厳かに話し始めた――
関係者へのインタビュー
2026/08/22 19:27
関係者へのインタビュー・その2
2026/09/04 21:03
関係者へのインタビュー・その3
2026/09/13 21:57
(改)
Uさんによる投稿
2026/09/26 22:06
Uさんによる投稿・その2
2026/10/01 19:02
Uさんによる投稿・その3
2026/10/07 20:55