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魔女ですが、薬屋を始めたら王様が毎日来ます

作者:ななほし
最新エピソード掲載日:2026/11/01
人里離れた森で暮らす魔女、リゼット。

人付き合いが苦手な彼女は、祖母から受け継いだ小さな家で薬を作りながら、静かに暮らしていた。

そんなある日、森の中で血だらけの男を発見する。

「助けてくれ」

「嫌です」

「即答!?」

仕方なく傷を治してやったリゼットだったが、その男はなんと、この国の国王アルベルトだった。

しかも、リゼットが作った薬を気に入った王様は、翌日から毎日のように薬屋へ通ってくるようになる。

「魔女殿、今日も薬を買いに来た」

「昨日も買いましたよね?」

「全部飲んだ」

「一日で!?」

静かに暮らしたい魔女と、なぜか薬屋に通い詰める王様。

最初はただの常連客だったはずなのに、一緒に薬草を採り、王宮へ呼ばれ、時には騒動に巻き込まれ――二人の距離は少しずつ近づいていく。

しかし、リゼット自身も知らなかった。

彼女が祖母から受け継いだ薬作りの技術には、失われた古代魔法が隠されていた。

そして、その力を狙う者たちが王国の中で動き始める。

「私はただ、静かに薬屋をやりたいだけなんですけど……」

「ならば私が守ろう」

「王様、自分の仕事してください」

これは――

静かに暮らしたい魔女と、彼女の薬屋に毎日通ってくる王様の、ちょっと騒がしくて、少し甘い恋物語。
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