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天秤の妖精と図書館の剣

最終エピソード掲載日:2026/11/01
とある王国にて。
異界から来た者の奇跡を記録し、祝福をもたらす者に歓待を、厄災となりえる者を管理する機関があるという――。

その国に異世界転生した「薬の聖女」エマの霊薬は、難病を癒す奇跡として広まる一方、強すぎる力による事故と偽物の流通を招いていた。
事件の調停を任されたのは、真実を見抜く翡翠の目を持つ「天秤の妖精」セラフィーナと、王立図書館に仕える病弱な「剣」ビアトリクス。

薬師は危険ゆえに手を出せず、教会は奇跡ゆえに手を加えられなかった。さらに、本物の霊薬はさる高貴な存在へ渡っていたことが判明する。

誰かを悪者にするのではなく、救うべき命も、許されざる命も同じ天秤へ乗せていく――。ふたりは聖女の祈りという「奇跡」を、人の世で責任を持てる「祝福」へ変える。

年を取らない少女姫と、深窓の姫騎士の、ご令嬢バディの調停解決物語。
異世界転生者・異世界転移者達の活躍や奇跡は、その世界に住む人々からは、実際どう見えるの?
2万字程度でさくっと読めます。ちょっと毛色が違う、ご令嬢西洋異世界ファンタジー。
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