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紫陽花には毒がある

作者:吉高 彰哉
新学期、同じクラスになったのは、名前しか知らなかったはずの彼女だった。

紫陽花の咲く季節、
教室はきれいで、穏やかで、どこか閉じていて。
誰もが笑い合い、空気を読み、
そして、誰にも言えない「嘘」を隠している。

空気を読んで笑う少女。
自分を演じる少年。
優しさに疲れている子。
何も見ないふりをする大人。

――だけど、誰もがほんとうは、誰かに気づいてほしかった。

これは、クラスメイト30人の視点から描かれる、
ひとつの教室の、静かで確かな物語。

「紫陽花には、毒がある。でも――それだけじゃない」

嘘のようで、本当だった、
ありふれた青春の、ありふれない結末まで。
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