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『わたしの花手帳』-大人のための花姫シリーズ-

「朝顔姫と夜の王子」―星の名を持つ王子は、朝日に触れれば消えてしまう―

作者:白澄 灯
最終エピソード掲載日:2026/06/03
 『夜の国』と『朝の国』
争いを終わらせるため、生まれたばかりの王子と姫は、未来の婚約者として結ばれた。

 『星の名を持つ王子』と『朝顔の姫』誰もが、二人が平和の象徴になると信じていた。
――だが、夜と朝が結ばれる未来を憎む老いた魔女は、二人へ呪いをかける。
王子には、朝日に触れれば消える呪いを。姫には、夜になると永い眠りへ落ちる呪いを。

 夜しか生きられない王子と、夜になるたび眠ってしまう姫。二人は同じ時間を生きることすら許されなかった。
それでも王子は夜を待ち、姫は眠りへ落ちるその瞬間まで、王子に手を伸ばす。

 これは、決して結ばれてはならなかった二人の、優しくて残酷な恋物語。
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