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アヤカシ草子

作者:藤波真夏
ここは幻の国ヒノモト。この国には太古の昔から人間と人ならざる者アヤカシの二種族が暮らしていた。アヤカシはヒノモトを治める権利を人間に託し森でひっそりと暮らし、互いに干渉することはなかった。
ある時を境に違いはこう言われる。
「森の奥へ行ってはならない。行けばアヤカシの怒りを買い、二度と戻ってこれない」
「森の外へ出てはならない。行けば人間たちにその身を引き裂かれ、魂は地獄に堕ちる」
この戒めの言葉は親から子へと伝えられ、決して関わりを持つことはなかった。
そのお陰なのか、長い平和が保たれていた。人々は笑い、アヤカシはひっそりと静かに暮らした。
そう、あの青年が森に足を踏み入れるまでは---。

教えておくれ、アヤカシよ。俺の運命を---。教えておくれ、人間よ。私の使命を---。
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