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【日本史】歴史人物列伝シリーズ

小説 足利義輝 鳳凰の刀 1536-1565

作者:山田 誠一
最終エピソード掲載日:2026/05/26
室町将軍――それは戦国大名たちが利害を貪るための、中身のからっぽな「神輿」にすぎない。だが、第十三代将軍・足利義輝は、言葉だけの権威を軽蔑していた。父の凄惨な流浪と死を経て、彼は己の肉体を鉄の刀だけを信じる「凶器」へと変貌させていく。剣聖・塚原卜伝から最高奥義を伝授された若き公方は、冷徹な知略で織田信長ら狼どもを調停し、一度は京都を支配する。しかし、時代は一万の軍勢で二条御所を包囲した。絶体絶命の朝、義輝は不敵に微笑む。組織の数に、たった一人の肉体で挑んだ「将軍」の、武士の美学。
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