小説『狭い器』 本土決戦の中で私と桜子は二人だけの世界を構築した。
太平洋戦争末期、終戦に尽力していた鈴木内閣が陸軍のクーデターにより打倒され、米ソ両軍と血みどろの本土決戦を繰り広げたもう一つの日本。17歳以上の少女たちはみな国民義勇戦闘隊に召集され、竹槍を構えて圧倒的な敵軍と戦うことを強いられる。そのような過酷な運命に懸命に抗い、おのれのすべてを賭けてペンを執り、小説を書き続けた少女とその友人の物語。
第一章 北日本人民共和国の朝
(1)スターリン様式での眠り
2017/07/04 21:57
(改)
(2)ICBM体操
2017/07/05 18:05
(3)電力経済省のハマナス
2017/07/06 20:27
(4)大臣室にて
2017/07/07 21:25
(5)フラッシュバック
2017/07/07 21:37
(6)明かりなき街 1945年8月13日
2017/07/08 11:58
(改)
(7)高木桜子の憂鬱 1945年8月14日
2017/07/09 11:39
(8)友情の「途上」
2017/07/10 16:55
(9)敦子、私、そして桜子
2017/07/11 17:24
第二章 内紛
(1)機密要塞の中へ~中規模機械製作省
2017/07/15 11:25
(2)クルチャトフが作りし、人工太陽
2017/07/15 11:43
(3)東独製テレビに映る戦争
2017/07/15 12:24
(4)思想警察の影
2017/07/15 12:37
(5)稲穂を踏みつける歯車
2017/07/15 12:56
(改)
(6)国家保衛省・教育省推薦映画第00235号『赤と白』
2017/07/15 13:04
(7)書けないことと書かなければいけないこと
2017/07/15 13:10
(8)検閲官ごっこ
2017/07/16 11:41
(9)モナコの大ばくち
2017/07/16 11:54
(10)何もしない自由
2017/07/17 17:37
(11)”恐怖の灰色カエル”
2017/07/18 20:52
第三章 本土決戦
(1)誰もいない部屋
2017/07/18 21:21
(2)一家離散 1945年9月
2017/07/19 18:00
(3)札幌地区第八特設警備隊
2017/07/20 20:23
(4)機銃掃射
2017/07/21 20:26
(改)
(5)苫小牧 独立混成第101旅団・独立歩兵第456大隊
2017/07/22 20:07
(改)
(6)不信
2017/07/23 16:00
(改)
(7)虐殺
2017/07/24 20:15
(8)疑心暗鬼
2017/07/25 18:46
第四章 小説『狭い器』
(1)闇からの急襲
2017/07/26 20:02
(2)第四〇五号取調室
2017/07/26 20:18
(3)スパイの葬送曲
2017/07/27 14:51
(4)自白
2017/07/28 20:50
(5)”秋田友世”への手紙
2017/07/28 21:15
(6)「途上」の結末
2017/07/29 16:25
(7)特攻への道のり
2017/07/30 17:14
(8)T34
2017/08/01 11:18
(9)私はなぜ生き残ったのか?
2017/08/01 12:55
エピローグ
エピローグ
2017/08/02 19:57
エンドロール
エンドロール
2017/08/02 20:02
(改)