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旦那様に腐女子小説家だとバレてはいけない!

「君、これは一体なんだ?」
「そ、それは……」

 目の前にある大量の紙たちには、びっしりと文字が書かれている。
 それだけならまだいいが、問題は中身だ。

(旦那様は私に興味がないと思っていたのに……!)

 旦那様の手にある数枚の紙は、すでに読んでしまったらしく、怪訝そうな顔をしている。
 ここに来て約一年…………いや、正確に言えば十一年。
 彼はその間、私に全くの興味を示さなかった。
 私が新聞が欲しいとか小説が欲しいとか言っても、たくさんの紙や筆記用具を買おうとしても何も言わなかったのに。だから旦那様は私に全く、興味がないと思っていたのに……。

(もう、終わりかしら)

 はぁ、と大きなため息を吐く。
 こんなの、離婚案件だ。公爵夫人である私が、妻である私がこんなことをやっていたなんて知られたら離婚に決まっている。
 ここで離婚をされたらあの家に戻る羽目になるけど、十分な資産はある。いざとなれば一人で生きていくこともできるだろう。

「……旦那様、私は小説家になりました」

 それも、同性愛を書く小説家に。





⚠︎ヒロインは同性愛を書く小説家ですが、同性愛の強い描写はありません。説明文程度になります。
第二の人生の始まり
1話 目が覚めたら
2024/01/14 17:13
2話 旦那様へのお願い
2024/01/15 17:08
3話 ときめきときっかけ
2024/01/17 16:50
4話 価値観
2024/01/23 17:15
5話 威厳とドレス
2024/01/25 23:02
7話 大きな動き
2024/02/04 20:53
8話 応募とお誘い
2024/02/05 21:22
10話 お茶会での戦い
2024/02/08 18:43
さまざまな好転と変化
11話 結果
2024/02/14 17:20
12話 少しずつ
2024/02/18 20:22
13話 変化
2024/02/24 16:19
14話 会話
2024/03/05 16:06
15話 彼の行動
2024/03/12 18:29
16話 覚悟
2024/03/22 21:19
18話 気持ちの自覚
2024/04/26 19:12
21話 彼の優秀さ
2024/08/04 22:43
22話 バレた
2024/08/13 21:29
23話 話し合い
2025/03/31 07:40
24話 距離
2025/06/13 18:49
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