婚約破棄を承知いたしました。では、王家への立て替えは本日で終了です 〜元王太子妃候補は監査卿殿下と王宮の赤字を暴く〜
最終エピソード掲載日:2026/04/18
王太子アルノルトから婚約破棄を言い渡された公爵令嬢セシリアは、静かに一礼した。
前世の記憶を持つ彼女は知っている。
ここで取り乱せば、悪役令嬢として断罪されて死ぬのだと。
だからこそ彼女は、穏やかに婚約破棄を受け入れる。
ただし、婚約者として当然のように続けてきた“王家への立て替え”を、すべて止めることにした。
王太子府の不足金。
王都結界の補修費。
見栄のための贈答と宴席。
それらを埋めていたのは、セシリアの持参金と公爵家の信用だった。
「婚約が解消された以上、もう私が穴埋めする義理はありませんので」
翌朝、止まったのは彼女ではなく、王太子のほうだった。
静かな令嬢が帳簿で断罪する、異世界恋愛短編です。
前世の記憶を持つ彼女は知っている。
ここで取り乱せば、悪役令嬢として断罪されて死ぬのだと。
だからこそ彼女は、穏やかに婚約破棄を受け入れる。
ただし、婚約者として当然のように続けてきた“王家への立て替え”を、すべて止めることにした。
王太子府の不足金。
王都結界の補修費。
見栄のための贈答と宴席。
それらを埋めていたのは、セシリアの持参金と公爵家の信用だった。
「婚約が解消された以上、もう私が穴埋めする義理はありませんので」
翌朝、止まったのは彼女ではなく、王太子のほうだった。
静かな令嬢が帳簿で断罪する、異世界恋愛短編です。
第一話 婚約破棄を承知いたしました。では、王家への立て替えは本日で終了です
2026/04/15 19:40
(改)
第二話 婚約者としての便宜は、今夜で全部やめます
2026/04/15 20:00
第三話 止まったのは私ではなく、殿下が開けた穴のほうです
2026/04/15 20:20
(改)
第四話 謁見の間では、泣き言より帳簿のほうが強い
2026/04/16 19:40
(改)
第五話 客室ではなく、仮机が用意されていました
2026/04/16 20:20
第六話 消えた帳簿より先に、私の私印が狙われていました
2026/04/17 19:40
第七話 商会帳簿は、偽印の使い道まで知っていました
2026/04/17 20:20
最終話 仮机ではなく、正式な席をいただきました
2026/04/18 19:40