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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約7年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

魔法の使えない魔法使い

作者:記角麒麟
リューカpart――

 迷宮都市。
 それはすべての冒険者たちの目指す、憧憬の地。
 そこには、プラチナブロンドの長髪の綺麗な少女が暮らしている。
 彼女の名前はリューカ・ウィザーティカ。
 その正体は、最高の魔術師の家系、ウィザーティカ家に生まれながら、全くと言っていいほどに魔力を持たない、しかし現在では最強の魔法使いにして最高の魔法道具職人(マギクラフター)と呼ばれる存在である。
 しかし、どんな人間にも苦しい過去の一つくらいは持っているものである。
 これは、過去に受けたトラウマなどを克服しながら成長し、やがては最強の魔法使いにして最高の魔法道具職人(マギクラフター)と呼ばれる存在にまで上り詰める、少女の物語。

 リューカ・ウィザーティカの人生の物語である――。

タドルpart――

 異世界。
 それは誰もが一度は憧れた事があるだろう新天地。またの名を別世界。
 今宵、とある実験により意図的に異世界へと転移することに成功した辿(タドル)だったが、気がついてみれば、共に来ていたはずの後輩アリスの姿が見当たらない!?
 そして辿は行方不明になった後輩を探しながら、チートなギフトや、それによって造り出される魔法道具を駆使して異世界を闊歩する――!

 これは、そしていずれ、最強の魔法使いにして至高の魔法道具職人(マギクラフター)と呼ばれるようになる、そんな青年の物語である。
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