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彼らに明日は来なかった。

作者:ヤブ
「俺の幼馴染みの由子は、『自殺女』と呼ばれている。しかし、それが俺の前で本当に実行されることはない。何故なら、俺には『明日』が来ないからである」

――――――

西田一郎は中学三年生。幼馴染みの小倉由子は学校で「自殺女」と呼ばれ、あまり人が寄り付かない。西田自身も目付きが悪いため基本、由子と二人でいる。

ある日、由子が屋上から転落し死んでしまった。そんなときに、西田の身に不思議なことが起こる。死んだはずの由子が学校に来ていたのだ。なんと、由子が死んだ『今日』がずっと続くのである。

「もし『今日』が終われば、由子はいなくなってしまう」

そう考えた西田は、『今日』を何度も味わいながら生きていくことに。しかし、いつ終わるか分からない『今日』にすこし怯えている。

西田は、後悔しない『今日』を送るために、由子と少しでも居たいがために、『今日』も『今日』を過ごしている。

主人公とその幼馴染みの、もう二度とない『今日』を描いた物語。

――――――

「『今日』という日は、必ず終わってしまう。だからこそ、後悔はしたくない」

――――――

番外編「太田と古和田」

三学期に受験を控えている三年生。古和田は十一月下旬にしてもまだ受験する高校が定まっていない。一方、太田は古和田にどこの高校を受けるのかと聞かれてもかわす。
「受験」を前に、二人の関係が徐々に変わっていく――。
第一章「三回目の『今日』」
自殺女
2016/07/27 08:34
『今日』という日
2016/07/27 10:04
自殺ピアニスト
2016/07/27 14:50
Tell me?
2016/07/28 12:25
少しずつ
2016/07/28 22:45
人影
2016/07/29 14:09
第二章「四回目の『今日』」
思い出と変化
2016/07/30 10:57
もやもや
2016/07/31 22:53
関係性
2016/08/01 15:56
普通の日常と、小さな悪戯
2016/08/02 13:49
また
2016/08/03 11:10
現実
2016/08/04 10:45
第三章「五回目の『今日』」
マスク
2016/08/06 10:47
夢の声
2016/08/08 16:46
告白
2016/08/10 11:19
二人
2016/08/12 23:46
第四章「そして」
急変
2016/08/15 14:08
抜け出し
2016/08/16 20:54
遊園地1
2016/08/22 18:04
遊園地2
2016/08/23 22:49
遊園地3
2016/08/24 19:02
真実
2016/08/25 20:15
最終章「俺たちには、『今日』しか来ない。」
今日を大切に。
2016/08/25 20:15
番外編「太田と古和田」
行きたい高校
2016/08/26 20:03
進路
2016/08/27 22:27
可笑しい
2016/08/28 19:46
説得
2016/08/30 21:16
過去
2016/09/01 20:15
二人の愛
2016/09/03 21:31
好きだよ
2016/09/04 19:45
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