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異世界ナースシリーズ

聖女ですが、冷血の暴君(自称)が私のご飯で感動してうるさい

作者:紺木羽ノ歌
最終エピソード掲載日:2026/09/09
我が名はサオリ——。
かつて異界の巨大医療要塞『某総合病院』にて、漆黒の夜勤と果てなき残業という過酷なる試練に身を投じていた、ベテラン治癒術士(ナース)である。
絶え間なく鳴り響き、魂を削り削ぎ落とす『絶望の警鐘(ナースコール)』。
深夜の暗闇から次々と襲い来る狂乱の怪物『暴虐の患者(モンスター・ペシェント)』の群れ。
極限まで削り取られていく生命の灯火(睡眠時間)……。
気づけば三十の坂を越え、幾千の夜を越えたある極寒の冬の夜。
要塞の最深部『深淵の仮眠室(当直室)』にて、一時的な仮死状態(仮眠)へと入ったはずの私は——目覚めた瞬間、この見知らぬ異世界へと転移(シフト)していたのだ。

不慮の事故で異世界に転生した元ナースのヒロイン・サオリ。
「前世は忙しすぎたから、今世こそは定時退勤!」をモットーに、辺境の教会でひっそりと癒やしの魔法を使いながら、のんびり薬草を育てる隠居生活を送っていました。
ところがある日、森で倒れていた「隣国の冷酷な暴君」と恐れられる騎士・アラルドを拾ってしまいます。命を救ったお礼に、サオリが前世の知識を活かして作った「ほかほかのおにぎりとお味噌汁」を食べさせたところ、彼はその味の虜に。
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