UNDER DOG
いたって普通の大学院生凛子は一九四四年の広島県呉市からやってきたという七冶と出会う。凛子は彼と過ごすうちに、妻子持ちである彼に惹かれていく。悲痛な事実に自分の気持ちを押し隠す日が続いたが、新たなタイムリーパーの軍人である真人が凛子の前に現れた。一九四五年の沖縄戦を経て、心身ともに人間らしさを失っていた真人だったが、凛子の懸命な介護によって少しずつ心を開いていく。一方、凛子やその兄である裕翔を中心とした平和な日本を生きる現代人と関わりながら、七冶も戦争が生んだ心疚しさや後悔を浄化していくのだった。タイムリーパーは二人だけではないのでは? そんな予感は的中し、三人に魔の手が忍び寄る!!(公募に出す作品を執筆中につき、しばらくお休み)
壱:犬一台に狸一匹
2021/12/09 00:26
(改)
弐:犬猿か水魚か
2021/12/09 11:58
(改)
参:喪家の狗来たる
2021/12/10 11:35
(改)
肆:犬は三日飼えば三年恩を忘れない(前篇)
2021/12/11 12:30
(改)
伍:犬は三日飼えば三年恩を忘れない(後篇)
2021/12/12 00:04
(改)
陸:立つ鳥跡を濁さず
2021/12/13 00:02
(改)
漆:犬馬の心、これ如何(前篇)
2021/12/14 18:07
(改)
捌:犬馬の心、これ如何(後篇)
2021/12/15 18:05
(改)
玖:狐は何匹?
2021/12/16 18:04
(改)
拾:狼子獣心
2021/12/17 17:08
(改)
拾一:鶏犬も寧からず
2021/12/23 17:08
(改)
拾弐:越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く
2021/12/30 17:19
(改)
拾参:猫が熾をいらうよう(前篇)
2022/01/01 09:24
(改)
拾肆:欣喜雀躍には未だ時早し
2022/01/03 12:33
(改)
拾伍:人には添うてみよ、犬猫は飼うてみよ
2022/01/07 11:28