月白色の輝き
大地を守った対価は宇宙からの光の喪失だった。
大戦による代償は、人々から通信の自由を奪い、国境線を再び線引きさせる事になった。
決して、誰もそれを止めることは、出来なかったのだろう、あの忌まわしき日を。
日常は簡単に消えた。
そして、かつての歴史は深く積もった灰と共に消える定めか。
しかし、その小屋は時を止めていた。
いつか分からぬ主の帰還を待っている様に。
大戦による代償は、人々から通信の自由を奪い、国境線を再び線引きさせる事になった。
決して、誰もそれを止めることは、出来なかったのだろう、あの忌まわしき日を。
日常は簡単に消えた。
そして、かつての歴史は深く積もった灰と共に消える定めか。
しかし、その小屋は時を止めていた。
いつか分からぬ主の帰還を待っている様に。