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箱庭

月白色の輝き

作者:胤巳尺
 大地を守った対価は宇宙からの光の喪失だった。
 大戦による代償は、人々から通信の自由を奪い、国境線を再び線引きさせる事になった。
 決して、誰もそれを止めることは、出来なかったのだろう、あの忌まわしき日を。
 日常は簡単に消えた。
 そして、かつての歴史は深く積もった灰と共に消える定めか。
 しかし、その小屋は時を止めていた。
 いつか分からぬ主の帰還を待っている様に。
第一幕
2020/12/15 19:16
第二幕
2020/12/16 15:53
第三幕
2020/12/16 17:08
第四幕
2020/12/16 19:09
第五幕
2020/12/16 19:12
終幕
2020/12/16 19:13
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