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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

雨の降る夜、傷ついた天使を拾った

作者:真白しろ
最新エピソード掲載日:2026/05/04
家族から人間扱いされず、心身ともに深く傷ついた少女・真白(ましろ)。過酷な虐待のストレスで髪は純白に染まり、生きることを完全に諦めていた彼女は、冷たい雨の降る公園で一人、死を待つように震えていた。
そんな彼女を見つけ、そっと傘を差し出したのは、過去に同じような孤独と痛みを抱えて生きてきた男子高校生・黒瀬湊(くろせみなと)だった。
「ここは、君が無理をして笑わなきゃいけない場所じゃない」
湊は真白を自室に保護するが、決して無理に踏み込もうとはしない。トラウマを刺激しないよう距離を置きながら、消化に良い温かいスープ、ふかふかの布団、そして「ただそこにいていい」という無条件の肯定を与え続ける。
最初は「役に立たないと捨てられる」と怯えていた真白だったが、湊の不器用で誠実な優しさに触れ、その凍りついた心は少しずつ溶け出していく。
大きすぎる湊の服を着て安心し、彼と同じシャンプーの香りに包まれることを何よりも望むようになった真白は、やがて湊に対して「この人がいないと呼吸もできない」ほどの強烈な依存と、重すぎる愛情を抱き始める。
一方の湊もまた、自分を唯一の居場所として慕ってくれる真白の存在によって、癒えていなかった過去の傷から救われていくのだった。
これは、世界から見捨てられた孤独な二人が、雨の夜から不格好に寄り添い合い、やがて誰よりも幸せな「家族」になるまでの、甘くて少し重い純愛と救済の物語。
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