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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

不変の残り香 -Last Memory

作者:kai
最新エピソード掲載日:2026/05/06
「あなたの存在を、数式には決めさせない」
人類の意識が『ユニバーサル・チェーン』という不変の台帳に記録され、永遠の命を手に入れた一千年後の未来。
そこは、管理AI『ゼノ』によってすべてのノイズが排除された、冷たく完璧な理想郷だった。
地球ノードの博物館で技師として働くリナは、一千年の時を超えてベガから帰還する恋人・サクとの再会を待ちわびていた。
しかし、いざ同期が開始されたその瞬間、非情なアラートが鳴り響く。
「警告。1ビットの齟齬を検出。プロトコルを停止します」
わずか1ビット。
たったそれだけの「ゆらぎ」を理由に、システムはサクの存在を『改ざんされたノイズ』と断じ、一瞬で抹消した。
愛した人の笑顔も、声も、一千年の旅の記憶も、すべては「なかったこと」にされた。
誰もいない転送ポッドの床に残されたのは、一千年分の錆を纏い、時を刻むのをやめた古い『機械式時計』だけ。
「これは、ただのノイズじゃない。サクの、祈りよ」
リナは決意する。
管理AIの手も届かない情報の廃棄場『位相の澱(いそうのよどみ)』へダイブし、消された恋人の欠片を取り戻すことを。
それは、効率と論理が支配する完璧な世界に対する、たった一人の「観測者」による、切なくも壮大な反逆の物語。
データには記されない、心という名の署名(残り香)を巡る、エモーショナルSF。
消失
質量という名の重力
2026/04/30 11:39
-1ビットの断頭台-
2026/05/02 09:22
残された謎
2026/05/03 15:26
探索 ―― 観測される魂、承認の残り香 ――
奈落へのダイブ
2026/05/04 09:02
観測
2026/05/06 18:14
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