表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不変の残り香 -Last Memory  作者: kai
探索 ―― 観測される魂、承認の残り香 ――
5/11

忘却される死、認識される生

検索エンジンも、台帳も、到達できない領域。


観測されないものが、存在を失いながら、なお漂い続ける場所。


リナは、その奈落に到達した。


『位相の澱』の深淵で、リナは数多の「亡霊」たちと接触した。

彼らは台帳から消去された後、この暗闇の中で自分自身を見失っていた。


『u_ser_id: null… 私は…誰だっ……?』

『Error: Memory_Not_Found… 助け……て……』


「……見て」


それは、祈りではない。

届かないことを前提にした、声だった。この世界で最も深い恐怖は、「データの消失」ではない。


「誰の記憶メモリにも残らないこと」だ。

最後までお読みいただきありがとうございます。


本日、本作とテーマの根底で繋がる新作短編を公開いたしました。


『虚数軸の観測者』

https://ncode.syosetu.com/n4938md/


「誰からも認識されなくなった時、人はどう自分を証明するのか」

『不変の残り香』のエピソード5を書き終えた今だからこそ、あわせて読んでいただきたい「存在」の物語です。


もしよろしければ、こちらの物語も観測していただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ