人間には喜怒哀楽の何れにも当てはまらない感情がある。それも結構ある。
二十年前に作家を志して故郷を旅立ち、病を患った両親の転居を機に帰郷した男の前に現れたのは、その旅立ちの時に別離した幼馴染の、その当時のままの姿をした少女であった。
とはいえ、その少女の正体を突き止めるサスペンスという訳ではなく、また何か不思議な超常現象に見舞われるという訳でもなく、三十代も終わりを迎えた男の、ちょっと遅れた青春時代を描いた作品である。
とはいえ、その少女の正体を突き止めるサスペンスという訳ではなく、また何か不思議な超常現象に見舞われるという訳でもなく、三十代も終わりを迎えた男の、ちょっと遅れた青春時代を描いた作品である。
第1話「本当の意味で驚いた時、人は声を失うものである」
2023/09/29 09:00
(改)
第2話「本当の意味で驚いた時、人は妙に冷静になる事もある」
2023/09/30 09:00
(改)
第3話「ある種の感情が一定の強さを超えるとそれは胸の痛みとしてのみ自覚される為、その正体は本人にすら推測する事しか出来なくなる」
2023/10/01 09:00
(改)
第4話「愛しさと切なさと懐かしさと」
2023/10/02 09:00
第5話「人の記憶とは案外にしぶといものであり、それに抱く感情も同様である」
2023/10/03 09:00
第6話「某神話の箱の如く、人の胸中には必ず何らかの希望が残されているものである」
2023/10/04 09:00
第7話「失望という感情は、とても幸福な感情である」
2023/10/05 09:00
第8話「どれだけ孤独を愛すると自称しても、結局人は社会的な生物である」
2023/10/06 09:00
第9話「孤独は自意識を肥大化させ、肥大化した自意識は結果として人を孤独にする」
2023/10/07 09:00
第10話「言うは易くはないし、何なら思う事すら然りである」
2023/10/08 11:00
第11話「人は他者を観客とした演者の様なものだが、孤独な者にとってのそれは自分自身である」
2023/10/09 09:00
第12話「アニミズム」
2023/10/10 09:00
第13話「世の中には何かを考える事が苦手な人が居るが、何かを考えないでいる事が苦手な人も居る」
2023/10/11 10:00
第14話「一瞬の解放感の為には道中は辛酸を舐めてたって良いのだ、という様な話を聴いた事がある」
2023/10/12 11:00
(改)
第15話「人生とは無駄を楽しむ為のものである」
2023/10/13 09:00
(改)
第16話「作品に作者の思想を反映させるのは悪い事ではないが、作品に作者の思想を表記するのは最早芸術ではない」
2023/10/14 09:00
(改)
第17話「ない物ねだりを恥じる事は無いだろう、それが人間の本質であるのだから」
2023/10/15 11:00
第18話「良くある精神病のチェックリストを目にする度に大体中途半端に半分くらいが当てはまる時の気持ちを表現する術を僕たちは未だ知らない」
2023/10/16 09:00
第19話「大人はみんな懐古主義者(オールドタイプ)」
2023/10/17 09:00
第20話「思いを言葉に変換する際、失われる情報は如何程か」
2023/10/18 09:00
第21話「と或る感情に名前を付けるには、結局その背景から類推するしかない事もある」
2023/10/19 09:00
第22話「雨の中で傘を差さぬ自由がある様に、人には永遠の一人相撲に興じる自由がある」
2023/10/20 09:00
第23話「何かを始めるのに遅過ぎる事は無いなどと嘯く人も居るが、生まれた瞬間に諦めざるを得ない事などいくらでもある」
2023/10/21 09:00
第24話「自身が或る感情だと思っていたものが、本当にその感情であるとは限らないというお話」
2023/10/22 09:00
第25話「幼い僕ら」
2023/10/23 09:00
第26話「タナトフォビア」
2023/10/24 09:00
第27話「全ての感情の中で唯一明確にそれだと認識出来るもの、それが怒りである」
2023/10/25 10:00
第28話「どれ程説明に難儀する感情や感覚も、或る一語のみで容易に表現する事が可能である」
2023/10/26 10:00
第29話「好きな女の子の前で張り切れるかが男の価値だ」
2023/10/27 10:00
第30話「世界で唯一どんな存在にも平等なのは時の流れだけである、とは言うものの実際にはそうでもない気はする」
2023/10/28 09:00
第31話「負の螺旋(デフレスパイラル)」
2023/10/29 10:00
第32話「時には開き直る事が最善の選択肢になる事もある」
2023/10/30 09:00
第33話「世界には数学や歴史よりも余程学ぶべき事がいくらでもあるが、その事を誰も教えてはくれない」
2023/10/31 09:00
第34話「誰かの情熱が誰かを苦しめる事もある、という寓話」
2023/11/01 09:00
第35話「世の一切には必ず何らかの物語がある。その全てを見出す程の時間は無いというだけで」
2023/11/02 10:00
第36話「世界で最も格好付けるべき相手は自分だぜ」
2023/11/03 09:00
第37話「或る出来事に対して抱く感情は本能的に決まっているのか、それとも教育の賜物なのか」
2023/11/04 09:00
第38話「不正解はあるのに正解が無いものもある」
2023/11/05 12:00
第39話「悩みとは、大抵その原因以上に人を苦しめるものである」
2023/11/06 09:00
第40話「雨の中、傘を差さずに踊る君」
2023/11/07 09:00
第41話「或る反応が本能的な物なのか、それとも後天的に身に着いた物なのかを判断する術が無い」
2023/11/08 09:00
第42話「努力次第で追い付ける才能の差もあるが、そうではないものもある」
2023/11/09 10:00
第43話「その物事の内容にかかわらず、人は自身にとって珍しい経験に感動を覚えるものである」
2023/11/10 09:00
第44話「それを必要以上に重視する事の是非は措いておくとして、人が美しいものに惹かれるのは当然であろう」
2023/11/11 09:00
第45話「飯が美味いだけで人生の半分位は満足出来る説」
2023/11/12 10:00
第46話「後はしっかり眠れれば最高だという話」
2023/11/13 09:00
第47話「手前勝手ではない人間などいないのだ」
2023/11/14 09:00
第48話「この感情は何だろう」
2023/11/15 09:00
(改)
第49話「自由な身体、素晴らしい事だ」
2023/11/16 09:00
第50話「無駄を楽しむのが人生だが、それでも無駄な事はある」
2023/11/17 09:00
第51話「叫ぶ事でしか処理出来ない感情もある」
2023/11/18 09:00
第52話「友人も恋人も何時になっても努力次第で作る事が出来るが、幼馴染だけはそれが出来ない」
2023/11/19 10:00
第53話「過ぎたるは猶及ばざるが如しとは言うが、実際には足りないより余程不利益になる事も多々ある」
2023/11/20 09:00
第54話「いつでも微笑みを」
2023/11/21 10:00
第55話「知識は重荷にはならない宝だが、知らない方が良い事がある事もまた事実である」
2023/11/22 12:00
第56話「余計な事はし過ぎる程良いらしい」
2023/11/23 11:00
第57話「個人の、或いは集団の認識が事実と異なっている事など、別に珍しい事でもない」
2023/11/24 10:00
第58話「モーター接続式感情制御システム」
2023/11/25 09:00
第59話「その色には不思議な力がある」
2023/11/26 09:00
第60話「世界の中心で愛を叫ぶのは勝手だが、頼むからそこを退いてくれ」
2023/11/27 09:00
第61話「或る事を、たとえば好きな子の顔を思い浮かべて眠る事も出来ないのを不幸だと言い切る事は出来るのか」
2023/11/28 10:00
第62話「時間だけは誰にでも平等である、というのは詭弁である」
2023/11/29 09:00
第63話「人間だけがそれを出来る!」
2023/11/30 13:00
第64話「凄く古いコンピューターゲーム」
2023/12/01 09:00
第65話「三十年経っても鮮明に覚えている事がある……と言いたい所だが、人の記憶とは案外簡単に捏造されてしまうものである」
2023/12/02 09:00
第66話「史上最高の発明品はティッシュだと思う」
2023/12/03 10:00
第67話「adolescence」
2023/12/04 09:00
第68話「忘れる事は悪い事ではない、忘れてはいけない事を忘れるのが悪いのだ」
2023/12/05 09:00
第69話「他者の行動を糾弾するのは容易だが、自身の場合にはどうだろうかという話」
2023/12/06 10:00
(改)
第70話「無駄を楽しむのが人生だが、常に楽しんではいられないのも人生である」
2023/12/07 11:00
第71話「イッツアワンダフルワールド」
2023/12/08 09:00
(改)
第72話「結局一人の時が一番楽しそうな人間を何と呼ぶのだろうか」
2023/12/09 09:00
第73話「他人の心情を推し量る、なんて事は不可能だという事が分かる話」
2023/12/10 10:00
第74話「或る行動が面倒だという事と、それが苦痛であるという事は必ずしも一致しない」
2023/12/11 10:00
第75話「最高法規で保障されている権利」
2023/12/12 09:00
第76話「人の心はワンダーランド」
2023/12/13 09:00
第77話「何かに満足する度に、次の不満を探し続けるのが人間である」
2023/12/14 12:00
第78話「言語の正しさとは辞書に載っているかではなく、相手に伝わるかどうかである」
2023/12/15 09:00
第79話「人は対話で分かり合う事が出来るが、個人の感覚に関してはそれがひどく難しい事もある」
2023/12/16 09:00
第80話「千の言葉を紡ぐよりも、ただ一言を発する方が難しい事もある」
2023/12/17 11:00
第81話「愛と呪いは紙一重」
2023/12/18 09:00
第82話「一見するとそうは思えないが、それは人として、いや生物としての生存の知恵なのだろう」
2023/12/19 09:00
第83話「授業よりも食事よりも大切な事」
2023/12/20 11:00
第84話「本人がスライダーと言えばスライダー」
2023/12/21 09:00
第85話「それが出来ればそんな心配は要らないよ」
2023/12/22 09:00
第86話「そうでない事がこの世にあると思ったか」
2023/12/23 11:00
第87話「根拠の無い推測をさも真実の様に語るマン」
2023/12/24 14:00
第88話「人には自分でも何を言っているのかが分からない時もある」
2023/12/25 09:00
第89話「好きな物の事に関しては、人は饒舌になるものなのである」
2023/12/26 09:00
第90話「世紀末は遠い過去の話だ」
2023/12/27 11:00
第91話「まだ小説を書いてるよ」
2023/12/28 12:00
第92話「期待と不安は紙一重なのか、それとも本当は同じものなのか」
2023/12/29 11:00
第93話「流石にそう見紛われる事は無くなった」
2023/12/30 13:00
第94話「お湯を入れてからの三分は異様に長く感じられる法則」
2023/12/31 13:00
第95話「慣れない事には緊張するのが人間である、たぶん」
2024/01/01 22:00
第96話「自身が受ける影響に相手の意図は必ずしも関係がある訳ではない、という話」
2024/01/02 10:00
(改)
第97話「それらは言葉を紡ぐという意味では似ているが、執筆と会話に必要な能力は全く別のものである」
2024/01/03 23:00
第98話「互いに自身にとっては当然の事であっても、時には確認をした方が良い事もある」
2024/01/04 23:00
第99話「何だかんだ言っても、家族というものは特別だという話」
2024/01/05 16:00
第100話「雪山で遭難したら恥ずかしい話ばかりをしていれば良い説」
2024/01/06 09:00