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『7日8日9日10日(なのか?用か、9日10日)』

作者:kiseki-ryu
最新エピソード掲載日:2026/10/31
この物語は………
ドタバタ親子の感動珍道中物語である!!

人は、人生をやり直すことができるのだろうか。
五十三歳の男、小林誠。
かつては愛する妻と娘に囲まれ、幸せな家庭を築いていた。
しかし、自分で始めた事業に失敗し、多額の借金を抱えた誠は、家族を守るつもりで、二人のもとを去った。
それから長い年月が過ぎた。
今の誠は、築六十年のボロアパートで暮らす、どうしようもないダメ親父。
仕事は日雇い。
金が入ればギャンブル。
部屋は散らかり放題。
明日のことなど考えず、ただ目の前の一日をやり過ごす毎日だった。
そんなある日――。
突然、誠の前に一人の少女が現れる。
いや、少女というには、もう大きくなりすぎていた。
高校生になった娘、小林なのか。
久しぶりの父と娘の再会は、感動とは程遠いものだった。
怒鳴られ、蹴られ、殴られ……。
五十三歳の父親は、十代の娘に振り回されっぱなし。
だが、なのかが父親のもとを訪れたのには、理由があった。
母親の美雪が、いなくなってしまったのだ。
そして、誠となのかは、母親を捜すために一緒に行動することになる。
自分勝手で、情けなくて、どうしようもない父親。
そんな父親を許せない娘。
ぶつかり合いながらも、二人は少しずつ、互いの知らなかった過去や想いに触れていく。

果たして、誠は本当にダメな父親のままで終わるのか。
そして、なのかは母親を見つけることができるのか。
十二月一日から始まる、十日間。
それは、ただ母親を捜すだけの時間ではなかった。
父と娘が、失った時間と向き合い、自分たちの人生を見つめ直す時間でもあった。

これは、ダメ親父と娘の、面白くもおかしく、そしてちょっぴり切ない、人生を変える再起の物語である。
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