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春を数える

短編
あらすじ
子爵家の長女エルネ、二十六歳。社交は苦手、夜会では壁の花、縁談は三つ下の妹に先を越された。

そんなわたしの唯一の習慣は、領地の果樹園の開花を記録すること。杏が咲いた日、霜が降りた朝、実が落ちた数。誰に頼まれたわけでもない記録帳は、今年で二十冊になった。

ある春、王都から無愛想な農務官がやってくる。領地の不作の原因調査に行き詰まった彼は、ふとした偶然から、わたしの記録帳を目にして――

「……二十年分の、開花日と霜の記録? 子爵領に、こんなものが現存するのか」

誰にも読まれなかった二十冊が、初めて読まれる。

ざまぁも断罪もありません。コツコツ続けてきた人の歳月が、静かに報われるだけの話です。
本文へのAI利用

本文内に、AIが生成したテキストをそのまま直接的に使用している箇所がある

Nコード
N9840MI
作者名
本城オブリゲータ
キーワード
AI直接使用 ほのぼの 女主人公 ハッピーエンド 身分差 切ない じれじれ 地味令嬢 記録魔 果樹園 行き遅れ 不器用 お仕事もの
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 06月20日 19時40分
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文字数
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