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毒殺科に転生したので、暗殺者訓練施設で3人の子供達を育てます!〜私を殺すはずのラスボスが、何故か楽しげに近寄ってくるのですが〜

あらすじ
 子供は、希望に満ちたその瞳でお日様の下を元気に駆け回るもの。決して、絶望を通り越した感情の無い瞳で、虚ろに虚空を見つめる存在では無い。

***

 私の名前はファイ。早くに両親が亡くなって、今は暗殺者訓練施設の毒殺科に所属する、8歳女子だ。
 私には前世日本の記憶があるが、ぼんやりと覚えている事は、日本の文化と生活、小さい子供を育児していた記憶くらいだ。前世の記憶、使えないものである。

 いつも通りに毒殺科の訓練を終えて廊下を歩いていると、窓と反対側の扉から灯りが漏れているのに気がついた。
 何となく気になってそっと中を覗いてみると、5歳くらいの男の子達が、ぼんやりと焦点の合わないまま、虚空を見つめている。
 ボサボサの髪に、包帯を巻かれた細い手足。顔色は良いとは言えず、ボンヤリと虚空を見つめるその目に、光は無い。

 この子達は、恐らくこの暗殺者訓練施設の総合エリート科、シグマ先輩が教えている子供達だ。
 この子達を構い出したら、そのうちにシグマ先輩に目をつけられて、始末されるだろう。
 でも、命を大事にする前世日本の思想を持っている私は、多分暗殺者には向いていない。
 早々に暗殺に失敗して殺されたり、自決する事になるだろうから、少し早まっただけだ。
 それなら。短くとも、人を殺すより、彼らを生かす人生にしたい。
 今世の生き方と覚悟を決めた私は、この子達に、少しでも心を。人間らしさを。取り戻した上で、自分の手で未来を選び取ってもらえるように。子供達の世話をし始めた。

※カクヨムにも掲載しています
Nコード
N9160MS
作者名
たんぽぽ
キーワード
R15 残酷な描写あり 異世界転生 ESN大賞11 ドリコム大賞5 女主人公 ハッピーエンド 暗殺者 子育て ラスボス ネトコン15感想 ファンタジー部門女性
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2026年 09月13日 18時10分
最終掲載日
2026年 10月02日 18時10分
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文字数
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