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『貴女の演奏、つまらないわね』と全否定してきた天才少女が、重度な激重オタク(コミュ障)でした。元孤児のはりぼて令嬢、家族や周囲の特大勘違い包囲網にハメられて逃げ場がありません!

あらすじ
泥の底からグランヴェル伯爵家に拾われた元孤児の少女・コレット。
生き残るために血の滲むような特訓を重ね、技術だけは完璧な『はりぼて伯爵令嬢』を完成させた。
しかし、格式高い音楽学院のサロンで、国一の天才少女ジュリエットに冷酷に言い放たれる。

「貴女のヴァイオリン、つまらないわね。見せかけだけで中身が空っぽ」
(終わった、泥の底に逆戻りだ……!)

と絶望して胃を痛めるコレット。
――だが、彼女はまだ知らなかった。目の前の大天才が、自分の『泥臭い執念の音』に脳を灼かれた、ただの重度な激重コミュ障オタク(ストーカー)だということを。
それどころか、周囲の人間も全員どこかおかしくて――!?

【コレット(主人公)】
「これ以上下手な演奏をしたら、あの怪物がまた夜這い質問攻めをしに家に押し寄せてくる! 完璧に叩きのめして二度と私に近づかせないようにしてやるわ!(※必死のヤケクソ全力防衛演奏)」

【ジュリエット(大天才)】「素晴らしいわコレットさん! 貴女を想って弾いた天上の音を聴いて! 私のためにその最高に美しい濁った音をもっともっと頂戴!(※限界オタクの大暴走)」

【リュミエール(有能すぎるシスコン義妹)】
「お姉様の輝かしい音楽活動のためですもの。全領地巡り演奏会の段取り、劇場の確保、チケットの手配にいたるまで――すべてこの私にお任せくださいませ!」

【グランヴェル伯爵(不器用な親バカ義父)】
「素晴らしい……! コレットを学院に入れた私の選択が、ジュリエットに真の芸術的ライバル心の目覚めをもたらしたのだな!(※自分の神の耳に大満足ガッツポーズ)」

本人たちは至って必死。なのに認識の不協和音は奇跡のコンボを刻み続け、事態は誰も予想しなかった大劇場の伝説へと突き進んでいく!
はりぼて令嬢コレットの、周囲の重すぎる愛に振り回される受難の日々は――皮肉にも、本物の家族の絆と共に、これからもずっと続いていく。

※最初はシリアス風味ですが、全体的には概ねあらすじ通りの展開です。
Nコード
N9062MN
作者名
栗藤久友
キーワード
R15 残酷な描写あり シリアス 女主人公 群像劇 すれ違い 勘違い 貴族/領主 音楽/楽器 姉妹 天才 職人 コメディ
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2026年 08月01日 20時23分
最終掲載日
2026年 08月09日 20時00分
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