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デフォルメ

あらすじ
      小説家の涙
 小説家はベッドの横で聞いていた。
  「この病気が治ったら
    またアソコに連れて行って」
      ・・・小説家が泣いていた。

      小説家の声
 この教室に僕は居た。
  壁の時計は止まっている。
   椅子はまだ残っていた。
    その椅子に僕は座った・・・。
     あの日の声が聞こえて来た。

       小説家の景色
 窓から丸めた紙屑(小説のカケラ)を投げた。
下の花壇には、丸めた紙屑の花が咲いている。
赤い目をしたカラスが紙屑を咥えて飛んで行った。
カラスは患者達の捨てる紙屑を集めている。
ふと空を見上げると、雲の上にカラスの巣が有った。

  言葉が有った。
   言葉を聞いた。
    言葉を理解した。
     言葉が怖く成った。
      生まれて直ぐはに言葉は音だった。
 今は『死』と云う言葉を聞いただけて無視している。自分の人生は宿命だと思っている。

   作品は全て縦書きに成ります。
 尚、この作品には終わりが有りません

是等の作品は著作権を放棄したものではありません。
Nコード
N7869MK
作者名
土屋恋山
キーワード
私小説
ジャンル
純文学〔文芸〕
掲載日
2026年 07月05日 09時20分
最新掲載日
2026年 07月19日 06時38分
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