ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

誰かからの応援メッセージ

あらすじ
作品梗概
 本作品は、人間ドックを受けたある主人公が、その後の生活習慣の改善に励む中で、家族との絆を取り戻していく様子を描いた物語である。
妻の雅代から人間ドックを受けることを勧められた会社員の圭介、健診結果は惨憺たるものであり、その後の保健指導を受けることになった。担当の武山さんから、禁煙や食生活の見直しを迫られた圭介だったが、三か月後に行われた二回目の面談では、成果を上げることができなかった。
三回目の面談までに、立てた目標を達成することを強く求められた圭介、妻の雅代の協力もあって、少しずつ取り組み始めていたのだったが、そんなときにパソコンに『匿名』を名乗る奇妙なメールが届く。生活習慣の改善に取り組む圭介を応援する内容だった。とっさに首を傾げる圭介。送り主に心当たりはなく、妻がこっそり送ってくれたものと思うことにしたのだったが……。
メールはさらに届く。急速に痩せつつある圭介が低血糖を起こして、会社に向かう途中で倒れてしまったことを心配する内容のメール。心配をかけるといけないからと、妻にはそのことを知らせていなかったので、どうやら妻以外の人が送ってきたもののようだった。
その頃、圭介には悩みがあった。それは、高校三年生の娘の歩美のこと。思春期を迎えた歩美は、圭介のことを避けるようになっていき、圭介自身も歩美への接し方に悩む日々を送っていた。いつしか歩美のことは雅代に任せきりになってしまっていた。それではいけないと思いながらも、もがき苦しむ圭介。
ただ、生活習慣の改善によって、圭介の体調は徐々に上向いて行く。それは圭介の気持ちにも変化をもたらし、久しぶりに雅代と二人きりで買い物に出かけた先では、付き合い始めた頃の純真な気持ちを取り戻していった。
そんなときに届いた三通目のメール。そこに綴られていたことに思いを馳せていた圭介の脳裏に、ある人の顔が思い浮かんだ。目の前に立ちはだかる大きな壁に挑もうとしているその人は、圭介に背中を押してもらうことを願っていた。そのことにようやく気づいた圭介は、差し出された入塾申込書に、思い出のペンで署名をしたのだった。
三度目の保健指導で、見事目標を達成した圭介は、その後もその人と、メールでのやりとりを続けている。いつか、互いの心を通わせて話せる日が来ることを夢見ながら……。
(31228字 原稿用紙換算89枚)
Nコード
N7637MM
作者名
松山 さくら
キーワード
人間ドック 保健師 保健 看護師 医療 夫婦 夫婦愛 家族愛 娘
ジャンル
純文学〔文芸〕
掲載日
2026年 07月22日 18時00分
最新掲載日
2026年 07月25日 14時00分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
0pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
29,530文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N7637MM| 作品情報| 連載(全4エピソード) | 純文学〔文芸〕
作品梗概  本作品は、人間ドックを受けたある主人公が、その後の生活習慣の改善に励む中で、家族との絆を取り戻していく様子を描いた物語である。 妻の雅代から人間ドックを受けることを勧められた会社員の圭介、健診結果は惨憺たるも//
N8720MM| 作品情報| 連載(全4エピソード) | ホラー〔文芸〕
作品梗概  仕事の多忙さから、不眠に陥っていた主人公雅之。その不眠の原因は、妻が発する家事の音と、一人息子の部屋から漏れてくる音楽。  ある日、家に帰った雅之は、奇妙な体験をする。聞こえるはずの生活音が聞こえてこないの//
N1140MM| 作品情報| 完結済(全5エピソード) | 純文学〔文芸〕
作品梗概  大好きだった祖母を亡くした大学二回生の主人公莉乃は、失意に暮れていた。両親が共働きだった莉乃にとって、祖母は幼い頃からの心の支えでもあった。  そんな莉乃には、大学生になってから知り合った友人の志穂がいた。外//
N5509ML| 作品情報| 完結済(全5エピソード) | 純文学〔文芸〕
作品梗概  一人っ子の主人公達也は、父を物心がつく前に亡くし、母親の美里と二人で暮らしていた。引っ込み思案で、何事にも消極的な達也は、小学校に入学してすぐにいじめを受けた。  ある日、同級生たちが、校区の探検に出かけてき//
N9109ML| 作品情報| 短編| 純文学〔文芸〕
 本作品は、小学校の教室において、先生が子供たちとの交流を通じて成長していく様子を描いた短編小説である。  先生になって二年目の主人公の正美は、三年二組の担任を言い渡された。子供たちは皆、元気いっぱいだったが、一人だけ気//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ