- あらすじ
- 「側妃を迎える。君は毒見役でもしていろ」
婚約十年、成婚を延ばされ続けた挙げ句が、満座でのこの言葉でした。ようございます。毒見役は官職。俸給に危険手当、十日に一度の非番、そして届け一つで辞める自由。規定どおり、正式に拝命いたします。
「殿下はご存知でしたか。毒見役は、王族の婚約者であってはならないのです」
翌日から、わたくしは規定どおりに勤めた。
膳は毒見の間で検めるものだから、殿下の食卓から温かい膳が消えた。側妃候補のご実家から届いた菓子は、検めた末に封じられ、所見ごと衛兵へ回った。その所見はなぜか、城下で美食評として写本され始めた。
そして最初の非番の日——王宮から使いが駆け込んでくる。殿下の膳が、出ないのです、と。
検めてもらえるのが当たり前だと思っていた方と、検める舌に値札を付けに来た隣国の公爵様。
——ところで公爵様。いま差し出されたその書面は、辞令ですの?
連載版はこちらです
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短編で描けなかったところも丁寧に書いていきますので、ぜひお楽しみください(●´ω`●) - Nコード
- N7008MR
- 作者名
- 月城 友麻
- キーワード
- コミックルーム大賞 アイリスIF9大賞 ESN大賞11 女主人公 職業もの ハッピーエンド ざまぁ
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 09月02日 00時49分
- 最終更新日
- 2026年 09月08日 00時30分
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「側妃を迎える。君は毒見役でもしていろ」と言われたので、王宮毒見役を正式に拝命いたしました ~二十日後、殿下は「君の舌でなければ、何も食えない」と仰いました~
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