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深夜二時、存在しない駅で降りた百人の中で、朝まで残っていたのは俺だけだった

短編
あらすじ
終電で眠ってしまった会社員・神崎悠真が目を覚ましたのは、路線図に存在しない無人駅だった。

駅名標は真っ白。スマホは圏外。時計は深夜二時十三分で止まっている。ホームへ降ろされた乗客は、ちょうど百人。

やがて古びたスピーカーから、不気味なアナウンスが流れる。

「次の電車は、午前五時ちょうどに参ります」「ただし、百名様全員でのご乗車は、ご遠慮ください」「電車が重くなります」

意味が分からないまま時間だけが過ぎていく中、乗客が一人、また一人と消え始める。残されるのは、赤いランドセル、革靴、水色の傘――持ち主を失った忘れ物だけ。

しかも、消えた者の記憶は、残った人々から少しずつ失われていく。

ただ一人、同じ異変を覚えていた女性・三浦奈緒とともに、悠真は消えた人々の記録を残そうとする。しかし午前五時が近づくにつれ、乗客たちは気づき始める。

次の電車に乗るためには、誰かをホームへ残さなければならないのではないか――。

深夜の無人駅で始まる、忘れられた死者と、忘れることのできない生者の物語。
Nコード
N5432MG
作者名
kelpya
キーワード
男主人公 現代 ホラー 怪異 存在しない駅 終電 無人駅 都市伝説 デスゲーム 集団失踪 記憶喪失 事故 ダーク バッドエンド
ジャンル
ホラー〔文芸〕
掲載日
2026年 05月29日 20時00分
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