- あらすじ
- 市役所で死亡届を扱う江村孝は、母の死を機に、十数年ぶりに実家へ戻る。
遺品整理の中で見つけたのは、亡き父の本と、少年時代の自分が書き残したラテン語の一句。
かつて孝は、その言葉を「嘘に勝つための言葉」だと信じていた。
父の死を隠した母を責め、自分だけが真実の側に立っていると思っていた。
しかし、実家に残された湯呑み、薬袋、使い古された布巾、そして妹・由香の言葉によって、孝は少しずつ知っていく。
母がついたものは、本当にただの嘘だったのか。
自分が信じてきた真実は、誰かを傷つけるための刃ではなかったのか。 - Nコード
- N3609ME
- シリーズ
- 続きそうな短編集【心影と真相の狭間】
- 作者名
- 曽我部穂岐
- キーワード
- BWK大賞1 シリアス 現代 日常 ESN大賞10 哲学
- ジャンル
- 純文学〔文芸〕
- 掲載日
- 2026年 07月09日 18時10分
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