ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

五歳児「このおうち、すきなひとのこえがする」――白い結婚ごっこの夫婦、本音を全部暴露される

短編
あらすじ
七歳の花嫁リリアと、八歳の夫シオン。

二人は椅子に布をかけ、自分たちだけの小さな家を作って、白い結婚ごっこをしていた。

そんな雨の日、白い人形を抱いた五歳の少女フィーが、屋敷へ迷い込んでくる。

「このおうち、すきなひとの、こえがする」

フィーには、場所や物に残った言葉が聞こえるらしい。

そして布のおうちに手を触れた瞬間、フィーの口からシオンの声が流れ出した。

『ぼくばっかり、すきなのかもしれない』
『きらわれたら、どうしよう』

真っ赤になるシオン。

しかし、暴露されるのは彼だけではなかった。

『シオンが、ほかの子と笑うと、むねがいたい』
『わたしだけを、見てほしい』

今度は、リリアが隠していた嫉妬までしゃべられてしまう。

狭い布のおうちに逃げ場はない。

初対面の五歳児に両片想いを全部ばらされた、七歳の花嫁と八歳の夫。

二人は初めて、相手も同じように不安で、同じくらい自分を好きだったと知る。

これは、好きと言えない子供たちと、悲しい言葉を聞くと寒くなる不思議な少女が出会った、少し恥ずかしくて、あたたかい雨の日のお話。
Nコード
N2365MM
作者名
中身無男
キーワード
ほのぼの 女主人公 ハッピーエンド ラブコメ 恋愛 白い結婚 子供 両片思い 尊い 不思議な力 番外編 すれ違い 甘い 短編 読後感良好
ジャンル
異世界〔恋愛〕
掲載日
2026年 07月17日 20時01分
最終更新日
2026年 07月18日 20時23分
感想
0件
感想受付停止中
レビュー
0件
ブックマーク登録
20件
総合評価
960pt
評価ポイント
920pt
感想受付
受け付けない
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
2,810文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N3412MM| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
七歳で嫁がされ、八歳のシオンと子供なりの「白い結婚ごっこ」を始めたリリア。 それから二年。 世間では、子供同士の白い結婚はいずれ解かれ、シオンの「本当の妻」はまだ決まっていないと思われていた。 そんな二人のもとへ、家//
N2365MM| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
七歳の花嫁リリアと、八歳の夫シオン。 二人は椅子に布をかけ、自分たちだけの小さな家を作って、白い結婚ごっこをしていた。 そんな雨の日、白い人形を抱いた五歳の少女フィーが、屋敷へ迷い込んでくる。 「このおうち、すきな//
N1258MM| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「泣くのか。契約に、涙の項目はないぞ」  婚礼の夜、夫のヴェインからそう告げられたコーデリアは、二年間、誰にも白い結婚の内情を明かさずに耐えてきた。 あと一年だけ待って、静かに婚姻を終わらせるつもりだった。 ところ//
N8926ML| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「この家を出されたら、帰るところはないと思いなさい」 七歳のリリアは父にそう言われ、八歳のシオンのもとへ嫁がされた。 大人になるまでは別々に暮らす、名前だけの白い結婚。 けれどシオンは、リリアに「まず友達になってほ//
N6115ML| 作品情報| 短編| 異世界〔恋愛〕
「ルーク団長。生きて、帰ってきてください」 白い結婚で夫に捨てられ、いまは辺境の領主代行となったノエル。 例年の三倍を超える魔物の群れが北の砦へ押し寄せ、ノエルは愛する騎士団長ルークを、自らの命令で戦場へ送り出す。 //
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ